FXブログに相応しくないタイトルですが、私はこの病気です。
3年前に何となく左眼の見え方が気になったので、自分で簡単な視野検査をしました。
その方法は、遠くの1点を見つめながら、片眼ずつ手で遮蔽して、もう一方の手の指先をあちらこちらに移動します。
この時、視線は必ず遠方の1点を見て、指先を直視してはいけません。
指先は周辺視力でぼんやり見る要領です。
すると、左眼は視野周辺の一部の領域が見えないのです。
えっ、これって、網膜はく離?、ぞっとしました。
翌日眼科へ行って検査をすると、眼圧は平常の「開放隅角緑内障」という診断でした。
眼科医からは、「よくこの程度の状態を自分で調べたね。」と感心されました。
通常はもっとひどくなってから自覚症状が出て、かなりの視野を失う恐ろしい病気だということです。
一般的には、眼球内での房水(ぼうすい)の流れが悪くなって眼圧が上昇して緑内障になるのですが、何らかの原因で慢性的に視神経が圧迫されて、眼圧は正常でも徐々に進行するのがこの開放隅角緑内障のようです。
眼が重い、眼が疲れやすい、肩がこるなどの症状が出ることもありますが、多くはかなり進行するまで無症状で、精密検診で見つかることが多いようです。
失明にいたる危険な病気としては現在日本で最も多いもので、40歳以上の約4%が対象になっているらしいです。
欠損した視野の視力は元に戻りませんので、今後は一生、進行を防ぐ目薬を使わなければなりません。
しかし、視力を失うよりは全然ありがたいです。
眼が見えなくなると大好きなFXトレードも出来なくなりますから・・・
健康管理は超!大切です。
この病気は初期段階では本当に自覚症状がありませんので恐ろしいです。
私はたまたま眼科的な知識があったため、初期段階で発見することができました。
40歳以上のトレーダーの方々は、一度眼科で視野検査と精密眼底検査を受診されることをお勧めします。