FX取引が出来ない日はつまらないですね。
早くも禁断症状が出ています･･･＾＾；
昨年の秋に興味深い実験をしました。
私が勝てているチャートシステムにエントリー時期や利確＆損切の仕方を詳しく書いたマニュアルを添付して3人のトレーダーに渡して1週間同じ時間帯に取引してもらいました。取引に際する口座は各自の持ち口座です。
結果は、2人が大きく勝ちましたが、1人は大きな成果ではありませんでした。
各自のポジションの取り方や決済データを詳しく比較したのですが、成績の差＝メンタルの差、ということが分かりました。
チャンスをとらえる能力とトレード実行能力の間には「メンタルコントロール」という深い深い修行の分野があります。
目を向けるのはお金ではありません。
マーケットの行動に集中しなければなりません。
そのマーケットが予想とは違う動きをした時には迷わずポジションを手仕舞って、次の動きに追随しなければなりません。
手仕舞いが遅れてポジションの正当性に固執しては、損害が大きくなるばかりでなく、次のチャンスも逃すことになります。
私がこの世界に入ってきた時、悩んだら必ず読んでいた本です。
⇒ 「規律とトレーダー」マーク・ダグラス著、PanRolling出版
相場に挑む時の心理を徹底的に分析しています。
最近は幸い、この本のお世話にはなっていませんが、
「あなたは富を得るのではない。発見するのです。富と成功はあなたの内にあり、あなたに発見されるのを待っています。」
という一節には本当の勇気をもらったものです。
さて、明日からの本格取引に際して脳や指先の準備運動をしておきます＾＾