私が開設している口座は・・・FXトレーディングシステムズ(FXTS)、FXCMジャパン、ヒロセ通商、マネーパートナーズ、外為オンラインの5社です。
使用する口座(選択するFX会社)で大切なことは、「スプレッド」・「約定力」・「会社の財務力」・「システムの使いやすさ」・「サポート力」です。
「システムの使いやすさ」とは、「注文&決済の方法」や「チャートの使いやすさ」のことですが、これらは無料のデモ口座を各社で開設することで確認できます。


ここで「チャートの使いやすさ」という点では、世界的に有名な「MetaTrader4」に勝るものはありません。
ネット上から様々なチャート分析のインジケーター(指標群)をインストールして独自の画面を作ることが出来ますので、とても楽しく取引が出来ます。


MT4はいろいろな会社からダウンロードできますが、チャートに表示される取引時間が日本時間である「121証券」からダウンロードされるのが使いやすいです。その他、外国の会社ですと、ODL Securities、FXDD、Alpari、Crown Forex、Interbank FX、North Finance、MIG Investments・・・などがあります。
各社の名前で検索するとサイトは分かるはずです。

ダウンロード後の各種インジケーターダウンロード方法などは、メタボリック社長のブログで詳しく確認できます。
http://mrfx777.blog102.fc2.com/


MT4のチャートシステムはデモ口座申込で自由に無料でダウンロード出来るのですが、デモ用MT4の最大の欠点は・・・時々短時間の通信停止があり、その間チャートが動かなくなることです。

しかし、この欠点は2社か3社とMT4デモ口座を設けることで解決します。パソコン画面に常に複数の会社のMT4チャートを表示させることで、1社のシステムが通信停止になっても他社でカバーすることが出来ます。

MT4のシステムはダウンロード先の会社のサーバーが管理しており、そのサーバーは日本だったり、ロシア、アメリカ、イギリスだったりします。つまり、全てのシステムが同時に通信停止になることはあり得ませんので、複数の会社のMT4を採用していればMT4チャートが確認できなくなる事態は回避できるというわけです。


私が口座開設している会社の「サポート力」ですが、マネーパートナーズとFXTSはとても親切です。
大手ですが外為オンラインは繋がりにくいことが多く、個人的にはあまり好きではないです・・・


「スプレッド」については、各社のホームページで確認してください。
最近はドル円のスプレッドがゼロの会社もありますが、約定力とのバランスで考慮すると、FXTSが最も良いです。
ドル円0.5銭の時間帯がかなり長いですし、30万通貨程度までの取引でしたら、「約定力」は全く問題ないです。

30万通貨とは、例えば、ドル円が1円(100pips)上がったら30万円の利益が出る取引単位のことですが、初心者の方が30万通貨で取引されることは少ないと思いますので、FXTS社の約定力があれば問題はないと思います。


10月の世界的な金融不安では各社の約定力もカバー先との関係でかなりドタバタしていましたし、FXTS社も例外ではありませんでしたが、その後のシステム改善には目を見張るものがあります。そういう点では、ヒロセ通商はシステムがかなり脆弱のような気がします。


そして、とても大切な会社の財務力(=安定性)ですが、これは各社のホームページで財務諸表を確認しても無意味だと思います。
現在の先行き不透明な不安定な時代にあって、例えば大手FX会社でも本当の財務実体はその会社の社員でも分からないからです。
ではどう判断するか、それは、「スプレッド」に魅力があって、「約定力」に問題がなく、「サポート」が親切ならばOKとし、昨日(12月27日)書き込んだ「資金管理の考え方」を参考にしていただき、自分の資金は自分で守り抜く方法を行えば良いのではないでしょうか。