先日、ウィスラーで一番長く勤めたregional recycleの最後の給料をもらい、
ウィスラーでの仕事は全て終了致しました。
regional recycleで働いた事は、僕にとってとても素晴しい経験になりました。
真冬の雪の降る中レジュメを落としにいき、たどたどしい英語で
「I am japanese! I am very hard worker!!」
とか言って、Chadに会ったのを思い出します。
レジュメを提出してから数週間、音沙汰がありませんでした。。。
もー採用はないのかなー?と諦めかけていたその時、見知らぬ番号から着信あり!
おそるおそる電話に出て「hello」って言ってみた。
電話越しにベラベラと英語を話され、何を言っているのか分からなかったが、
しばらく聞いていたら、"regional recycle"から電話と気付いた。
その時僕の聞き取れた単語は、
"Regional recycle"
"Nesters"
"Next Thursday 10:00 morning"
だけでした。
とにかく、次の木曜日の朝10時にリサイクルセンターに行けば良いんだと言う事だけ理解出来ました。
そして当日、早起きして雪の中リサイクルセンターへ歩いていってみると、
そこには様々な国から来た同世代の若者が5人程集められていました。
アジア人は僕1人、英語がしゃべれないのも僕1人。。。
みんなが楽しそうに会話しているのを聞いているのが精一杯でした。
その日から、週に4日程度一日4時間くらいの仕事をもらえるようになりました。
全然稼げないけど、違う国の人達と一緒に仕事できるし、なにより地元の人達と
沢山知り合える職場環境をゲット出来た事が、僕の最大のラッキーだったと思います。
職場では、英語がわからないなりに、日本人らしく勤勉に頭を使いながら仕事をしていました。
しばらくすると、当初5人程集めていた若者の中で、僕だけがregional recycleに頻繁に呼ばれるようになって、5月頃からフルタイムの仕事をもらえるようになりました。
なぜあの時、全く英語のしゃべれない僕を採用しようと思ったのかChadに聞いてみたことがあります。
すると彼は、「お前は良く働くし、頭がいい、そして何より雰囲気が良い」って言ってくれて、とても嬉しく感じたのを思い出します。
「Francieに段ボールをかぶせて遊ぶ」
毎日100人以上のお客さんを接客して、その人と簡単な英会話をするので、英会話のトレーニングにとてもなりました。
少し英語が聞き取れるようになると、今度は職場の同僚とたわいもない会話でもりあがったり、時にはシリアスな話をしたりして、少しずつ少しずつ英語の練習をしました。
職場には色々な地元民がリサイクルをしにやってきます。
regional recycleでアジア人が働いている事が初めての事でとても珍しいらしく、
しかも、カナダ人は親日の人が多いので、リサイクルセンターで働いてる日本人ってことで
すぐに名前と顔を覚えてくれました。
町で声かけられたり、クラブに誘われたり、飲みに誘われたり、BBQに誘われたり。。。
とにかく友達が沢山出来ました。
知り合ったローカルな人達の中に、ホームレスのおばさんがいて
その人に耳元で"You are so sexy"とささやかれ背筋をぞっとさせた経験もあります。
Regional recycleでは、とても良い出会いと、とても良い経験をさせてもらったと思います。
スタッフにも恵まれて楽しい時間を過ごせました。
ありがとうの気持ちでイッパイです。
「I am very grateful to work with you guys.」
ありがとうRegional recycleの皆様!!
「Hamish」
「Bottle donation」






