ニキビ顔の我が子。

 皮膚科から保湿もと言われたので、保湿のための化粧水(子どもも使えるもの)を買ってきました。


 汚い顔のままつけると、汚れが毛穴から入ってしまうから、顔を洗った後、風呂上がりにつけることと伝えた。


 すると、


 我が子 

   えーどうして?


 もう一度同じことを言う私。


 我が子 

   外で遊んでないよぉ。汚くないよぉ


 私  

   遊んでなくても外に出たら埃を被っている。


 我が子  

   ニヤニヤ

   そんなことないよぉ。今つけて良い?つけて良い?


 数回同じ繰り返し。


 あきらかにバカにした行動で面白がっている。

 反応を楽しんでいる。


 本人はイラつかせているつもりはなくて、ふざけている感覚かもしれないが(無意識にはある)対象者はたまったものではない。



 抵抗する我が子の両手首を左手でつかみとり、頭をひっぱたいた。


 痛めている右肩。痛みが走る。

 思うように動かない右手で、ひっぱたいた。


 買ってきた化粧水を思い切り投げつけてやりたかったけど、そこは理性でグッと我慢した。


 怪我させるし(虐待になるし)化粧水がもったいない。


 自分より上と自分勝手に判断した対象にはそんな態度はとらない。


 自分より下と自分勝手に思った対象には、なめた態度をとる我が子。


 私に対しても然り。

 一般社会的な子供が感じるような、母親に対する思いというのは、我が子にはない。




 一緒に暮らしている人。

 家事をしてくれる人。

 いなくなったら困る人。

 他の人よりは近い存在の人。

と、この程度の思いだろう。



 これには、私の父親の言葉も関係している。


 私が体調を崩したりすると、

 あんたが倒れたら俺らが困るんだから、体調には気を付けろよ

 と、私の身体を心配するのではなく、自分達が困るのだから体調管理をしっかりしろとよく口にしていた。


 その言葉を幼い頃からずっと聞いて育った我が子は、頭にインプットされたのだろう。


 仕事と家事、介護で育児を後回しにしてしまったツケでもある。

躾、道徳が抜け落ちてしまったツケである。


 今からでも、向き合わなくてはと思っている。


 同じ土俵に上がるのではなく、上から眺めて、目線を子供の目線に落として接するということがたいせでということも頭ではわかっている。


 だけど


 あからさまな態度には、私も人間。頭にもくる。


 今後、我が子のこういう言動が増えてくるだろう。


 その都度、怒鳴ってもいられないし、怒鳴りたくもないし。

いつもいつも怒鳴っていては、(祖父から)怒られ慣れしてるから効果も薄れる。



 

 自分がされて嫌なことは相手も嫌ということ。

 繰り返し繰り返し繰り返し、、、


 頭にインプットさせていかないとと。