正しいシャンプーの選び方! | 鹿児島 荒田の美容師 前門和孝のブログ

鹿児島 荒田の美容師 前門和孝のブログ

鹿児島 荒田 騎車場電停から徒歩5分の美容室 美容師     pisces スタイリスト 前門和孝
kazutaka maekado  

 

 

 

お客様の髪の悩みを解決致します!

 

img_5463

前門和孝|Kazutaka Maekado|サロンオーナー
ヘアデザイナー・ヘア&メイクアップアーティスト

キャリア17年の美容師があなたの髪の悩みや疑問に、解りやすく本音でトーク致します。

回答者プロフィール
鹿児島の美容室で修業後、渡米。LA・ビバリーヒルズの一流サロンでキャリアを積み、東京表参道の有名店を経て帰鹿後、pisces SALONをオープン。ミラノコレクション・東京コレクション参加。令和元年、鹿児島市「青年優秀技能者賞」受賞。、薬剤知識が豊富。丁寧なカウンセリングで得意分野は「骨格から体型、髪質ライフスタイルに合わせたヘアデザイン(ヘアカット)でご自宅でのスタイリングも簡単にできるのが特徴です。」併せて最適なヘアケアをご提案。40代を中心に30代、50代の美意識の高い大人の女性から評価をいただいております。「美容を通してお客様の人生のさりげない日常の幸せに貢献すること。」をミッションに、日々精進しております。

 

正しいシャンプーの選び方について!!

 

 

目次

☆成分表とは?

☆シャンプーは洗浄成分で良し悪しが決まる。

☆成分表記の見方

☆気をつけて欲しい洗浄成分!

☆オススメの洗浄成分

☆ノンシリコンシャンプーについて

 

 

優しいシャンプーを選ぶときの基準になるもの!

それは成分表です。

 

☆成分表とは?

 

シャンプーやトリートメントの裏側に表示されているもので

今では全成分表示が義務付けられています。

 

この成分表で確認して欲しいものがあります。

というより、これだけ押さえておけば、

まず失敗はない。というポイントがあります。

 

それは、洗浄成分です。

 

☆シャンプーは洗浄成分で良し悪しが決まる。

 

シャンプーで一番大切なのは洗浄力です。

 

何故なら、洗浄成分が粗悪なものだったりすると

髪の汚れだけでなく、内部の栄養分まで

流出してしまう恐れがあるからです。

 

そのため、シャンプーにどんなに良いトリートメント成分が入っていても、

洗浄力が強ければ結局効果はありません。

 

ほとんど流れてしまうのです。

なので、優しいシャンプーを選ぶときは

洗浄成分を確認してください。

 

洗浄成分だけ押さえておけば、

ほぼ失敗することはないと思います。

 

☆成分表記の見方

 

成分表記は、配合の多い順から掲載されています。

そのため、シャンプーでは、

水・洗浄成分・トリートメント成分・その他少々

という順番がポピュラーとなっています。

 

なので、成分表記を見るときは

水の次に入っている洗浄成分を確認すれば

ほぼ良し悪しがわかるようになっています。

(稀に、水より先に洗浄成分が入っている場合もあります)

 

☆気をつけて欲しい洗浄成分!

 

ラウリル硫酸OOO(洗浄力強い、刺激性、安価)

ラウレス硫酸OOO(洗浄力強い、やや刺激性、安価)

スルホン酸OOO(洗浄力強い、安価)

 

以上の成分が水の次に入っている場合は

まず洗浄力が強いと思っていいです。

 

これらは、汚れだけでなく、

中の栄養分まで流出させてしまう可能性が

高いので気をつけてください。

 

特に「硫酸」が付いているものは

強い可能性が高いです。

 

ちなみに、これらの洗浄成分は安価なため、

市販のシャンプーに使用していることがほとんどです。

*サロン専売品でも使用しているケースがございますので

ご注意ください。

 

☆オススメの洗浄成分

 

ココイルグルタミン酸OOO(天然植物由来、低刺激だけど高価)

OOOベタイン(天然植物由来、ベビー用シャンプーによく用いる)

パーム核脂肪酸OOO(天然植物由来、きめ細かい泡立ち)

ココイルメチルタウリンOOO(天然植物由来、毛髪保護作用)

 

(OにはTEAやDEA、コカミドなど色々な名称が入ります)

 

以上の成分が水の次に入っている場合は

とても優しいシャンプーです。

 

これらの洗浄成分で作られているシャンプーは

優しいため、栄養分の流出の可能性は低いです。

 

ただし、組み合わせによっては洗浄力が強くなったり、

泡立ちが悪かったりする場合があるので気をつけてください。

 

☆ノンシリコンシャンプーについて

 

少し前に、ノンシリコンシャンプーが

流行ったりしましたが、ノンシリコンは

髪にいいシャンプーの基準にはなりません。

 

そもそも、シリコンとは髪をなめらかにするコーティング成分であり、

安全性が保障されている成分でもあります。

医療用のチューブや、最近では調理器具にも使用されているのは

人体に安全だからです。

(美容整形にもよく使われます)

 

シリコンをシャンプーに使用する理由は、

洗浄力が強いため、シリコンで滑らかにしないと

髪がギシギシになるからです。

 

そのため、シリコンが入っているシャンプーは

洗浄力の強いシャンプーと思って問題ありません。

 

シリコンが入っていれば、髪はある程度滑らかになりますが

元の洗浄力は強いので、髪の栄養分は流出してしまいます。

 

これが、シリコンシャンプーが悪い理由です。

 

洗浄力が優しいシャンプーはどうかというと、

 

洗浄成分やトリートメント成分だけで髪が滑らかになりますので

髪がギシギシになることはありません。

 

もちろんシリコンを入れる必要も無くなります。

これが、ノンシリコンシャンプーの方が髪にいい。

と言われる理由です。

 

ただ・・・

 

最近は洗浄力の強いシャンプーなのに、売りたいがために

ノンシリコンシャンプーにして販売しているメーカーが

増えています・・・

 

 

 

そのため、ノンシリコンシャンプーはギシギシになる。

という話を耳にすることがあります。

 

でも、実はこれ、

 

ノンシリコンシャンプーだからギシギシになるのではなく

洗浄力が強いシャンプーだからギシギシになるのです。

なので、これは本当のノンシリコンシャンプーではなく、

ノンシリコンなだけのシャンプーなのです・・・

 

そういうシャンプーは成分表を見ると

「硫酸系」が入っていることがほとんどです。

 

なので、あなたはそういう商品に惑わされないように

正しい知識を身につけて、より綺麗な艶髪を手に入れてくださいね。

 

 

 

 

pisces SALON

電話番号 099-296-7377
住所 〒890-0054
鹿児島県鹿児島市荒田2丁目65-1啓凛館1F-B
営業時間 9:00~18:00
定休日 毎週月曜日




引用元:正しいシャンプーの選び方!