一心にかぶりつきました
昨日は節分、南南東を向きながら恵方巻きを、無言で一心にかぶりつきました。 家族は思わず呟いたりしましたが、私は無言を貫き通しました。(笑) ところで恵方巻が全国的に広まったきっかけとして、コンビニの担当者間の会話が大きく関係したというエピソードがあるそうです。(関東に住んでた私が『恵方巻』を知ったのは、いまから40年くらい前だったかと思います。 一説によると、特にセブンイレブンが恵方巻(当時は『丸かぶり寿司』などと呼ばれていたそうです)を全国展開する上で重要な役割を果たしたと、若かりし今はむかし聞いたことがあります。 もともと恵方巻は、100年以上も前から大阪商人や花街で生まれた風習で、節分に太巻きを恵方に向かって無言で丸かぶりすることで、商売繁盛や無病息災を願うものでした。 しかし、この風習は長らく関西の一部に限定されていました。 全国的な普及の大きな転機となったのは、コンビニの販売戦略でした。 広島のセブンイレブンからの始まり、1989年頃セブン-イレブンの広島県のある巡回アドバイザー(スーパーバイザー)さんが、加盟店のオーナーとの会話から大阪の上記の風習を知りました。 そして、『切らずに一本丸ごと食べる太巻き』というユニークさに着目し、節分の販促商品として『恵方巻』と名付けて広島県の一部店舗で試験開始したそうです。 『切らなくても売れる』という点が当時の関東の担当者にとって、新鮮でわ魅力的な事柄であったそうです。 通常、寿司は切り分けて提供されるのが一般的ですが、恵方巻は『縁を切らない』『福を逃がさない』という意味合いから切らずに食べるのが習わしです。 この『切らない』という特徴が、商品の差別化とストーリー性を生み、商業的な成功につながると見込まれたそうです。 広島での成功を受け、セブン-イレブンは恵方巻の販売エリアを順次拡大し、1998年には全国展開されました。 このセブン-イレブンの大ヒットに続き、2000年代には他のコンビニやスーパーも恵方巻の販売に参入し、全国的な大大大ブームとなりました。 このように、『切らなくても売れる太巻』という関西の風習が、関東のコンビニ担当者のマーケティング戦略によって全国に広まり、『恵方巻』という名前とともに広く認知されることになったそうです。