甲子園準決勝の結果です。

第1試合。

関東第一(東東京)2−1 神村学園(鹿児島)

第2試合。

京都国際(京都)3−2 青森山田(青森)



第1試合、4回表に神村学園が1点先制。

6回までノーヒットだった関東第一は7回無死から初ヒットが出てそこからエラーも絡み、2点を取って逆転。この回の関東第一のヒットは2本。8回にも1本ヒットを打って関東第一のヒットは3本でした。

9回表、神村学園は二死一二塁からセンターへヒットを放つ。

二塁走者はホームへ突入するダッシュ

センターからバックホームの球が返ってくる。

ホームでのタッチは…アウト!😭

「奇跡のバックホーム」で劇的な試合終了でした。

神村学園は8安打でした。

関東第一は夏は初めての決勝進出。春も含めると1987年以来です。東東京勢の決勝進出は1995年の帝京以来、29年ぶりです。

そういえば関東第一は地方大会の決勝戦で帝京を倒して甲子園出場を決めたんだよね🤔

私はあのバックホームアウトの瞬間、1992年のセンバツで帝京が東海大相模と決勝戦を戦った時にバックホームアウト試合終了で優勝を決めた瞬間を思い出した😣

1995年の帝京の決勝の相手は星稜でした。

神村学園は2年連続準決勝敗退。2年連続で準決勝敗退となったのは神村学園が6チーム目です。1915、16年の和歌山中(現桐蔭)、24、25年の大連商(満州)、32、33年の明石中(現明石)、96、97年の前橋工、2021、22年の近江に続く2年ぶりで戦後では3チーム目です。開催された2大会連続では米騒動の影響で中止となった1918年を挟む17、19年に盛岡中(現盛岡一)が準決勝で敗れています。

またも鹿児島県勢として30年ぶりの決勝進出とはなりませんでした。



第2試合、青森山田が1回裏に2点を先制しましたが、その後は得点することが出来ず、6回表に京都国際は3点を取って逆転。

9回裏の青森山田の攻撃は無死から四球でランナーを出すもののダブルプレーでランナーなしとなってしまい、次の打者もセカンドゴロで試合終了。

この両校は今年のセンバツの初戦で対戦して青森山田がサヨナラ勝利しております。京都国際にとっては前の試合の智弁学園に続き、2試合連続でリベンジを果たしたということになりますグー

京都国際の決勝進出は初。京都勢の決勝進出は2005年の京都外大西以来、19年ぶりです。




夏の大会で4強を同年のセンバツ出場校が占めたのは1930、33、36年に続き88年ぶり4度目です。

30年は広島商が優勝、諏訪蚕糸(現岡谷工)が準優勝、和歌山中(現桐蔭)と平安中(現龍谷大平安)が4強入りし、春は4強入りした平安中以外は初戦敗退。33年は中京商(現中京大中京)が優勝、平安中が準優勝、明石中(現明石)と松山中(現松山東)が4強入りし、春は明石中が準優勝、中京商が4強入り、平安中と松山中は初戦敗退。36年は岐阜商(現県岐阜商)が優勝、平安中が準優勝、育英商(現育英)と桐生中(現桐生)が4強入りし、春は桐生中が準優勝、平安中と育英商が4強入りし、岐阜商が2回戦敗退でした。 

今大会で4強に入った各チームはセンバツで青森山田が準々決勝敗退、神村学園が2回戦敗退、京都国際と関東第一が初戦敗退でした。

センバツで初戦敗退校が夏に出場したら勝ち進むイメージ🤫





ということで決勝戦は関東第一と京都国際です。東京と京都の決勝戦は意外にも春夏通じて初めてです。

夏の大会で初めて決勝に進むチーム同士が決勝で対戦するのは、戦後では11年ぶり21度目。21世紀では2001年の日大三ー近江、04年の駒大苫小牧ー済美、13年の前橋育英ー延岡学園に続く4度目です。

春の決勝経験校と春夏を通じて初の決勝の対戦は、戦後では20年ぶり8度目。過去7度は春の決勝に進んだチームが4勝3敗で1952年に芦屋が八尾に4−1、58年に徳島商が柳井に0−7、62年に作新学院が久留米商に1−0、77年に東邦が東洋大姫路に1−4(延長10回)、89年に帝京が仙台育英に2−0(延長10回)、01年に日大三が近江に5−2、04年に済美が駒大苫小牧に10−13となっています。





明日は休養日ですパー