接種当日持参するもの
予診票、診察券(本人確認)及び運転免許証等(住所確認)

予診票は、
厚生労働省のワクチン接種円滑化システム(V-SYS)
で発行している


ファイザー社製のワクチン
販売名 コミナティ筋注
効能・効果 新型コロナウイルス感染症の発症を予防
接種回数 2回    必ず同じワクチン
接種間隔 3週間
接種対象 16歳以上
接種部位 三角筋(上腕の筋肉)中心部(肩蜂から2〜3横指下)
接種量  1回 0.3mLを合計2回

十分な免疫ができるのは、
2回目の接種を受けてから
7日程度経って以降とされている


予防接種を受けることができない人

・明らかに発熱している人 (37.5℃以上)
・重い急性疾患にかかっている人
・本ワクチンの成分に対し重度の過敏症の既往歴のある人


接種後の注意点

接種日当日
15分以上は接種会場で座って様子をみる
・注射部位を清潔に保ち、当日の入浴は問題ないが、注射部位をこすらない
・当日の激しい運動は控える

接種後、数日以内に現れる可能性のある症状

50%以上 接種部位の痛み、疲労、頭痛
10〜50%   筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ
1〜10%     吐き気、嘔吐

これらの症状の大部分は、数日以内に回復します
疲労や関節痛、発熱など、2回目の方が頻度が高くなる症状もある



予防接種健康被害救済制度

健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こる事がある
極めて稀ではあるが、なくすことができないので、救済制度が設けられている

健康被害が生じた場合、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられる


ファイザー社製のワクチンの特徴

メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンであり、SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだ製剤
接種によりmRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAを基に細胞内でウイルスのスパイクタンパク質が産生され、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導される事で予防できると考えられている


有効成分 
トジナメラン(ヒトの細胞膜に結合する働きを持つスパイクタンパク質の全長体をコードするmRNA)


添加物
ALC-0315
ALC-0159
DSPC
コレステロール
塩化カリウム
リン酸二水素カリウム
塩化ナトリウム
リン酸水素ナトリウム二水和物
精製白糖