こんにちわ、kazukiです。

最近周囲の友人が財務や簿記の勉強を始めていて私も改めて頑張らなくてはと思う今日この頃です。

総務省の統計だと社会人の1日勉強時間は6分らしいですね。130分勉強するだけでかなりの差がつくのかなと思いました


さて今日は、事業計画作成入門編をしていきたいと思います。

事業計画作成した際に、この計画が本当に実現可能か数字にしっかりと落とし込む事で現実が見えてきます。

逆にこの考え方が甘いと、外部機関は信用しませんので注意が必要です。


〜事例〜自社でカフェ事業を行う


閲覧者の皆様が、カフェ事業を行うとします。下記コーヒーのみを販売する場合、「収入ー費用=0」にする為には何杯販売しなければいけないでしょうか?


[前提条件]

コーヒー1杯販売価格200円

コーヒー1杯原価:50円

固定費150万円(人件費、家賃等販売個数と連動しない費用)



答え:年間10,000



下記ステップを踏んで、必要販売個数を求めていきましょう


〜ステップ1〜貢献利益を出そう


貢献利益150円=販売価格200円ー変動費50円(販売個数に連動する費用。ここではコーヒー原価)


〜ステップ2〜貢献利益率を出そう


貢献利益率75%=貢献利益150÷販売価格200


〜ステップ3〜損益分岐点を出そう


固定費150万円÷75%=200万円(年間必要売上高)


〜ステップ4〜販売個数を出そう


200万円÷200円(販売価格)=10,000


年間10,000  833 27

上記個数を販売すれば、収支がトントンとなる計算になります。


そして本当にこの価格で売れるのか?売れないのであれば、価格を倍にするか費用を抑えるようにする。ここが理解できれば地に足ついた事業計画になります。


つまり事業計画とは、価格の決定と販売個数の施策だけです。


そして、価格の妥当性と販売数施策の妥当性があれば、実現性のある計画と見られます。


〜ワンポイント〜

銀行の稟議書は5W1Hで基本的に構成されています。

つまり銀行融資を調達するためには5W1Hが盛り込まれた事業計画を提出する必要があるという事です。



さて、ここまでで勉強になったという方や応援して頂ける方は、コメントやいいねをよろしくお願い致します🥺