kazninjaのブログ

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伊藤さん今晩は、
先週もチラっと紹介していただきました、ドイツのMonsters of Rockのレポートをさせていただきます。
6/14に日本を出て15日のデュッセルドルフのAC/DCも観てきましたが、その辺りは先週マサ・アンガスさんがロンドン公演の模様を詳しくレポートされていたので今回は省略します。唯、コンサート自体は素晴らしかったのに会場のESPRIT ARENAのスタンド席にかなりの空きがあったのが残念に思えました。
MOR初日の会場となったローレライの野外劇場はステージといい、座席の広さといい日本の日比谷野音くらいの大きさ。唯、ベンチ座席の後方が区切られていないのと、ベンチも席番で区切られていないのでRainbowが始まる頃には人がぎゅうぎゅうに詰まって13000人くらいのオーディエンスが集まっていました。
とにかく山の変わり易い天気の中でのライヴで、ホテルから予約したタクシーを降りた頃には雨、座席に着くまでは相当足場が悪く、ワタシはバイク・ツーリング用のしっかりした合羽(これは防寒の意味を兼ねて)と、某肉体労働者御用達系のお店で購入した安全靴で完全武装して行きました。
開始予定の17:00より早く、オープニングのハンス・ヴェルナー・オルムという人の弾き語りが始まっていましたが、皆んなあまり関心が無く各々にマーチャン買ったり、ビール飲んでいる隙にワタシはちゃっかり前から5列目を確保。
隣りには北海道から観に来たという方が居たので「寒いねぇ、雨イヤだねぇ」とか話しながらベンチの上に立って待ちます。
それでも、Thin Lizzyが始まる頃には晴れ間も見え、時には一気に暑いくらいにもなりました。
リズム隊にスコット・トラビスとトム・ハミルトンを擁した多国籍軍的なThin Lizzy、リッキー・ワーウィックに至っても元The Almightyですから凄い顔ぶれですが、やはり名曲を多く持つバンドは強い。平均年齢の高いオーディエンス
は全ての曲に好反応を示します。因みにステージ後方ではロニー・ロメロがしっかり見学していました。
2番目のManfred Mann’s Earth Bandも、一見このThin Lizzy とRainbowに挟まれた異色の組み合わせにも思えましたが相当盛り上がっていました。そう言えばMighty QuinnはGotthardもカヴァーしていましたね。
そして大トリのRainbowです。先ほどまで保たれていた天候が崩れ再び雨が降りはじめます。「リッチーがこの天気呼んでますね。」
などと話している内に開始予定時間の21:00を20分は優に越していたでしょうか、ジミヘンやJethro tullの楽曲に次いで威風堂々が流れると一気に会場は盛り上がります。そしてOver the Rainbow、遂にストラトを持ったリッチー登場、フリンジの付いた皮ジャン、やや丸みを増している感じがする。
そして・・・・
「それはハイウェイ・スターではじまった。」これは1984年のディープ・パープル再結成のオセアニア・ツアーのML誌の見出しの言葉ですが、
正にそれが思い浮かびました。


多くのファンがKill the Kingの
オープニングを期待していたのに、やや肩透かしを食らった感じ。ワタシも観ていた石のベンチの上からコケて
落ちそうになりました。
でも、オープニング曲が何であれ、そこにストラトを持って動くリッチーが居るんです。それで十分じゃないでしょうか?
最初のフレーズを繰り返しながら観客を煽るロニー・ロメロ、リッチーに委縮する事なく堂々としている。実際に歌が始まると前評判通りに上手い。
でも、会場中のファンもそれに負けじと歌う、ワタシも歌う。
2曲目はSpotlight Kid 本来ならこちらがRainbowという名前のバンドのオープニングには相応しいのではないでしょうか?
否、そんな事はどうでもいい。そこにRainbowという名のバンドでストラトキャスターを弾いているリッチー・ブラックモアという名のレジェンドが居る
のだから。それにしても御大あまり動かない。音が小さいのも気になる、やっぱり3段積みのマーシャルとは言わなくとも、ENGL3段積みくらいは
用意して欲しかった、コンボ・アンプだなんて・・・ ベースの方が音が大きい。
そして3曲目はMistreated 再びパープルの曲。でも、これはロニー・ジェイムズ・ディオ・ヴァージョンを忠実に再現していたのでRainbowの曲であると
言ってもいいでしょう。
そして、ロメロが「歌って、踊って、ジャンプしてくれ~」で、始まったのがSince You Been Gone 元々はカヴァー曲ではありますが、誰もが
Rainbowでのヒットを知る楽曲。ワタシもここまで歌いっぱなしでホント楽しい。
そして、中間部でディオに捧げるようなアレンジになっていたMan on the Silver Mountain 盛り上がらないワケがない。
次の曲でBaのロブがアコースティック・ギターを用意しているとリッチーがカンペ(セットリスト?)を持ってきて”Change the plan!”って言っている。
ロブが再度エレキ・ベースに持ち替えて始まったのがCatch the Rainbow 現代版で復活した虹のアーチがいい雰囲気を出していました。
こういう曲は静かに聴きたいけれど、周りはデカい声で歌ってました(苦笑)。しかし、ロメロはここでも完璧に歌いこなしていました。
それにしても元々アコギで始めようとしていたのは何の曲だったのだろうか? リッチー側にもアコギが用意されていたのに翌日も一切の
アコギは使われないままだったので謎のままである。そして次のDifficult to Cureで奇跡が起こりました。Difficult to Cure~Drソロ~
Baソロ~Keyソロ~Difficult to Cureの後のメンバー紹介。ロメロが一通りメンバー紹介を済ませた後、リッチー自らがマイクを手にして「彼がこの
バンドのヴォーカリスト、ロニー・ロメロ」的な事を言いながら紹介。正直リッチーが何を言ったのか全然覚えていません。リッチーが自らマイクを
手に取るなんて、あまりのショックに・・・ 取り敢えず夢中でデジカメのシャッターを押します。

メンバー紹介が終わったところで「もう俺たちはPerfect Strangersではないよな」という流れでPerfect Strangers
そして、Child in Time 今やイアン・ギランが歌えないであろう、この曲を見事にロメロは歌いこなします。やはり本当にスゴいヴォーカリストです。
「言うなればAnthemのような曲」と紹介されたLong Live Rock’n’Roll これまではBlack Nightとセットで演奏される事が多かった曲ですが、久々に
単独でプレイされたのでは? 
そして、この日というか、このツアーでの最大の目玉曲Stargazer ワタシ 個人的にもリッチーの全キャリアを通じて1番好きな曲でありながら、
今までライヴで聴く機会が全く無かった曲、この曲を聴く為だけでも遠い極東からここドイツに遠征する価値はあったと思います。
リッチーはともかく、ロニーはじめバックのメンバーも完璧素晴らしい・・・否、ドラムがやや地味か?・・・ リッチー自身ドラムが目立ち過ぎるから
演奏したがらなかったStargazerだけに、これくらいシンプルでいいのかもしれないが・・・
そして本編最後のBlack Night 観客が例の「オオォ、オオォ」でシング・アロングして盛り上がる中メンバーはバックステージに消えて行く。
そのシング・アロングがアンコール代わりとなって、アカペラから始まるヴァージョンのSmoke on the Water
野外のライヴらしく曲中から花火が打ち上げられ、この曲で最後なんだな、と実感させられる。
ツッコミどころは数あれど、とにかくストラトを持って動くリッチーを観れたことで一応は大満足のオーディエンス。

帰りも又大変、最寄り駅までのシャトルバスがなかなか来ずに、予約したタクシーに間に合わせる為に1時間ほどの山道を歩いて下って
いきました。
明けて翌日のビーティヒハイム・ビッシンゲンでは同じ野外でも駅からも徒歩圏、2台のスクリーン・モニターも配備され、こちらの方が遥かに
所謂海外のロックフェスという感じ。おまけにリッチーは昨日のライヴが公開リハかと思えるほど動いて調子も良かった感じでした。更に
Sixteen Century Greensleeves まで追加され、内容は遥かに2日目の方が良くなっていました。
最後に、これは日本中のRainbowファンのみならず、HM/HRファンが思っている事だと思いますが、
Rainbowの来日の可能性はあるのでしょうか?
伊藤さんのご意見をお聞かせください。