未来の自分はいくらでも分かれた像を持つ。

成功している
パートナーがいる
芸術的なセンスを学んだ
孤独で貧しく、独居。

などなど。

今日まで私に話しかけてくるのは、孤独で貧しく寂しい独居の人で、
私はその人が嫌いなのに、その人に引っ張られていた。
行きたくないのに行かなくちゃいけなかった中学校、
帰りたくないのにそこにしか帰属出来なかった自宅みたいに。

こう書いていて思うに、中学生の時、私は学校にも行きたくなかったけど、どこにも行きたいところはなかったし、したいことも話したい人もなく、
ただただ存在し続けなければならないことが苦しかった。
それは選択肢に入れてもいいと思わなかった。
(今でもリアルには思わない)
寝て食べて怒られて時間潰しにTVを見る。
未来が良くなるとも思わなかったし、
外に出てはいけなかった。
見つかってはいけなかった。


今、私は行きつきたくないイメージに引っ張られてこのまま生きていくのは辛いと思っている。
一方で、自分が決める以外の要素が大部を決めるにしても、違う道もあるとも思う。

行きつきたいのはどこか。
どんなおばあちゃんになりたい?
なりたいおばあちゃんの暮らしをちょっと見に行くつもりでもう少しリアルに想像してみる。