こんにちはcharです。
カーリング女子ロコ・ソラーレ銀メダル獲得
日本カーリング史上初の快挙です
試合内容は”完敗”でした。
イギリスは完璧に近い試合内容で日本が付け入るスキを与えません。試合を決定づけたのは第7エンドでしょうね。
後攻のイギリスに4点の「ビッグエンド」を奪われて2-8と大きく点差を広げられてしまいました。
その後も日本は複数得点を狙っていきますが、第8エンドでは1得点に抑えられて3-8。第9エンドでイギリスに更に2点を奪われて3-10。日本が負けを認めてコンシードとなりました。
この試合のスタッツは
日 本 ドロー82% テイクアウト67% 計78%
イギリス ドロー86% テイクアウト93% 計89%
イギリスが日本を上回っており、特にテイクアウト(相手のストーンをプレイエリアからはじき出すこと)は大きく差がついています。イギリスは確実に日本の得点の芽を摘むことに成功していたということでしょう。
イギリスの強さ、ハンパないです・・・。
藤沢選手のコメント
「こんなに悔しい表彰式ってあるんだなと初めて感じて。4年前は勝って終わって表彰台に上がり、あのときは嬉しい気持ちもあったが、4年前とはひとつメダルの色も変わったんですが、正直まだ悔しい気持ちもあって」
以前テレビ番組でとあるアスリート言っていた言葉があります。
「メダルの中で銀メダルが一番悔しい。なぜなら『負けて貰うメダルだから』金は決勝戦の勝者が貰う、銅は3位決定戦の勝者が貰う。でも銀メダルは決勝戦で敗れて悔しさの中で貰う唯一のメダルだから」
藤沢選手の悔しさは単にメダル云々だけではなく様々な思いがあるのでしょう。
でもこの悔しさが彼女たちを更に強くしてくれます。
4年前の平昌五輪では銅メダル、北京五輪では銀メダル。
確実にレベルアップしてきています。
4年後2026ミラノ&コルティナ・ダンペッツォ冬季五輪に向けて日本が銀メダル以上を狙うためには新たな力のあるチームの登場や若手の台頭が必要です。ロコ・ソラーレは日本カーリング界を牽引しその貢献度は計り知れませんが、いつまでもロコ・ソラーレ1強ではダメです。
日本カーリング界全体のレベルアップが必要です。
その中で4年後新たな顔ぶれになるのか、ロコ・ソラーレメンバーが顔をそろえるのか、期待したいと思います。