孤狼の血シリーズ
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どう生きたか、どう死ぬか
孤狼の血
凶犬の眼
暴虎の牙
広島を舞台にした常識外れの
マル暴刑事と極道のプライドを賭けた戦い。
圧巻の長編警察小説シリーズ。全3作。
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ミカエルの鼓動
この者は、神か、悪魔か
天才心臓外科医の正義と葛藤を描く
医療の在り方、命の意味を問う感動巨編。
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慈雨
警察官を定年退職し、
妻と共に四国遍路の旅に出た神場。
旅先で知った少女誘拐事件は、
16年前に自らが捜査した事件に酷似していた。
事件の真相、そして明らかになる事実とは。
芳醇たる味わいのミステリー。
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柚月裕子さんの作品は読めば読むほど
同じ作者とは思えない奥行きを感じます。
柚月裕子さんが描く人間群像から
自分の足元にあるしあわせを垣間見れます。
人物の、
生き方が平凡であれ、稀有であれ、
日が当たる場所であれ、日陰であれ、
揺らがない信念を描く
柚月裕子さんの描写に惹かれます。
手に取る本の中には安心できる作風に
和みの時間をいただく作家さんもおられ、
自分が生きる人生の幅も出会う人も限られるなかで
異なる世界を体感できる醍醐味が読書にはあります。
おすすめの作家さんです。