「神去なあなあ日常」三浦しをん(徳間文庫)

 

 

高校を卒業した途端に

縁もゆかりもない山奥の林業の現場に送り込まれた主人公

逃げ出すこともできないうちに

山での仕事を叩きこまれ、地域の一員となっていく

 

都会からいきなり田舎に放り込まれた主人公の奮闘ぶりもさることながら

彼の面倒を見てくれる林業会社の面々が超個性的で面白すぎる

 

林業の現場の話も興味深いものがありますが

山の神様の存在を感じながら

神様とともに暮らす村の人々の姿が

まるで「まんが日本昔ばなし」の世界で

そうかここは「古事記」の国のお話なんですよね、という感じで

 

神去村はきっと「異界」の入り口に違いないと思いつつ

大笑いしながら読み終えてしまいました

 

 

 

続編「神去なあなあ夜話」も面白かったです

 

主人公は神去村での生活にすっかり馴染んだ様子

神去村の起源や過去の悲しい事故の話など、ちょっと真面目なことも語りつつ

 

オコゼの干物に爆笑し

繁ばあちゃんのパソコンスキルに震える・・笑い泣き爆  笑

 

 

平野勇気くん(←主人公)

いいところに就職できてホントによかったですね拍手

 

 

 

以前から気になっていたこの2作

ようやく読んでみました

 

楽しいは正義

神去村って住民の「幸福度」が高そうな気がしますwww

 

 

 

 

 

今年も栗はきっと豊作