さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
という本があったと思うが、身の回りには結構たくさん商売が落ちている。
知人のOは、小学校から商売していたという。
近所の駄菓子屋で10円20円のガムやラムネを買って、別の商店街でいつもシャッターの下りている店の前に、りんごの木箱を裏返し陳列台にして、そこにガムを並べる1個100円とか150円とかで売っていたらしい。
そこへおばちゃんらがものめずらしそうに
「あんたらこんなとこで何してるん?商売してるん?へぇガム150円かわいいからこうたるわぁ」
というあんばいに割高のガムを珍しいから買ってくれたそうだ。
彼は、小学校からお小遣いというものをもらったことがないそうだ。
彼は現在いろんな商売をしている実業家ではある。
商売は売るものそのものに値段と同じお金の価値があれば、自然と売れていく。
だが値段の割りに高くても、売り方次第で、相手(この場合客)が価値があると判断するものである。
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画像がなかったので、今でも好きな丸川製菓さんの画像を拝借)