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智くんの繊細な手がオレに向かって差し出される。
智「しょーちゃん…早くぅ。
もう・・・」
翔「えっ、まだ早すぎるでしょ。
そんなに欲しいの?」
智「うん、しょおちゃんの、欲しい…」
翔「珍しく積極的なんだね、うれしいけど・・・
ほら、ココがひくひくしてる」
智「やだ、触んなって!
あっ・・・」
翔「どうしよっかなァ」
智「しょーちゃんのイジワル!ドS!ヘンタイ!」
翔「もう、メチャクチャ言うなよ。
わかった。そんなに言うなら――」
オレは大事なモノを取り出した。
智「あっ、こんなに――?」
翔「相手が智くんだからだよ。
他の人には、ムリだもの」
智「うれしいっ、大好き♪ しょおちゃん・・・」
翔「あっ」
智くんがソレをぎゅっとつかんだ。
翔「もう、入れてもいい?」
智「いいよ・・・」
恍惚とした表情のキミに目が釘付けになる。
でも・・・・・・
翔「ほら、なくさないように、ちゃんと財布に入れといてよ?」
智「うん! おいらも年が明けたらあげるね」
翔「いくらなんでも、年末にお年玉欲しいなんて。
気が早すぎだっつうの」
智「えへへ、たくさんもらっちゃった」
翔「こんなにあげたの、他のヤツらにはナイショな?
多少あげるつもりではいるけどさ」
智「言わない、言わない」
翔「ほら・・・、また鼻がひくひくしてるぞ。
メンバーにバレちゃうから、気をつけといてよ」
智「はーい」
――なんだかんだと、つい、コノひとを甘やかしちゃうんだよねぇ・・・
という、しょーさんのつぶやきでした。
お年玉を欲しがるさとっさんと、
つい智を甘やかしてしまう、しょーさんのお話。
・・・まさか、違うこと想像してませんよね??
【翔’s】
東京ドーム4日間、初日のライブが終わった。
シャワーを浴び、着替えを済ませると
ベンチに寝転がってメールを打っているキミに訊ねる。
翔「ねえ、今日はどっちに帰るの?」
智「んー、実家のほう。
母ちゃんがご飯作って待ってっから」
なんだ、やっぱりそうか。
翔「ウチの親もオレに晩飯どうする?って
聞いてきたんだよ。まだ返信してないけど」
智「しょーちゃんも、久しぶりに実家でご飯食べてくれば?」
翔「うん、そうしよっかな…」
あと3日間、連チャンでライブやんなきゃだし
ふらふらしてるヒマも体力もないですよ、っつうことだね。
智「じゃ、明日ね。お疲れ~♪」
キミはサッサと控え室を出て行った。
翔「さて、オレも帰りますか。
じゃあね、みんな。明日もガンバですぅ~♪」
下3人も、今日はおとなしく帰るみたいだ。
健康第一、体力温存。4日目のキツさと言ったらハンパないからな。
実家に戻ったオレは、家族と食事したり、近況を報告し合ったり。
ゆっくりと風呂にも入って、今日の疲れを癒す。
気分をリフレッシュ―――
できるはずなのに。
ライブで最高潮に上がったテンション。
どうにも、身体がムズムズして
収まってくれないんだ。
――どうしようかな。
やっぱ、悪いよなあ、せっかく実家で家族と水入らずなのに…
でも、ちょっとだけなら…?
自分の部屋に移動すると
躊躇いながらも携帯でキミを呼び出す。
智「おっ、しょーちゃん?
くふふ、電話来ると思って待ってたよ~」
翔「え、どうゆうこと?」
智「ん、なんでもない。そんな気がしただけ。
なに、家族のみんなは?」
翔「うん、居間でテレビ見てる。
オレさ~、なんだか」
智「わかってるよ、寝る気分じゃないってことくらい。
おいらも、しょーちゃんの声、聞きたかったんだもん」
ええ? マジっすか~?
翔「そうなんだ、智も?」
二人きりのときは、つい呼び捨てしてしまう。
キミにもそうして欲しいんだけど、
今のところ、キミがオレを翔って呼ぶのは、ベッドの中くらいで。
それはそれで、嬉しいんだけどね。
翔「智の声聞くと、すんごく癒されるよ」
その反面、今すぐにでも会いたいという焦燥に駆られる――
智「くふふ。
おいらね、しょーちゃんの声聞くと…」
翔「なに?」
智「安心する。
なんか、守られてる、って気がして」
翔「うん…、ありがと」
いつだって、キミのこと全力で守るよ。
智「あ、母ちゃんが呼んでる。
…もう、寝られそう?しょーちゃん」
翔「あ、うん。大丈夫だよ。
お休み…愛してるよ、智」
うわ~っ、オレ、電話でこんなセリフ言ったこと、あったかな?
思わず口がスベっちゃったよ。
智「なんだよもう~っ。
しょーちゃんの声を、ずっと聞いていたくなっちゃったじゃん…」
翔「ふふ。
ほら、返事!」
智「ヤだよ、恥ずかしいもん」
翔「あーっ、ずるッ!」
智「しょーちゃんはさ、言葉より実践のほうが嬉しいだろ?
だから、4日間終わるまで待ってて?」
じ、実践…
何を実践するんだ?
ティッシュ、ティッシュ… ←鼻を押さえている
智「また明日ね、ゆっくり休んで。
お休みぃ~」
翔「智もね、ベッドで寝た方がいいよ。
カゼひくから… じゃ、明日」
ふう ――
電話を切って、しばらく経っても
まだ、キミの声が耳に残っている。
「愛してる」って、言葉では言ってくれなかったけど
想いはきっと、シンクロしてるはず。
翔「ふわぁ…ぁ、眠くなってきたかも」
明日も、ドームで弾けるたくさんの笑顔が見られるんだ。
それを、オレ達5人の力で
もっとキラキラの笑顔に変えてやるんだ――
櫻井翔、明日の体調を万全に期すため
これより全身全霊をかけて
熟睡することを誓います・・・
ンゴーッ、ピューッ…ンゴーッ、ピューッ… ← 合宿DVD参照
【ひとこと】
甘々すぎる…
山々しすぎる…
コレ書いていて、吐き気がするほど
甘くなってしまいました。
さて、今日は東京ドーム2日目でございます。
参戦する皆様、楽しんできてくださいね。
あの5人に、ポップに弾けるためのエナジーを与えてあげて~!!
オトナな山萌えガールの皆さまに
ちょこっとお知らせです。
他ブログの方で、
お話の更新を始めました。前回の続きものです。プロフィ-ルの方でURLをご案内してあります。
(一部削除)11/25
パスワードに関する変更あり
ここのタイトルもシェアハウスとつけている以上、
妄想しないわけにはまいりません・・・よね??
久しぶりに、弟メンバー達がウチのシェアハウスに泊まりに来た。
ソファを囲んでの飲み会、なんでもない話で盛り上がる。
こんなうだうだの時間が、なんだか愛おしい。
―― 夜も更けて、みんなすっかり出来上がっていた。
翔「な、みんな、そろそろ・・・」
智「うん、もう寝よっか?
・・・翔ちゃん、一緒に・・・寝る?」
翔「は? こんなとこで何言ってんの、
同じタイミングでは寝ますけど・・・
一緒には寝ませんよ?」
ちょ、智くん~(汗)
みんなの前で、何言い出すんだよ??
他の三人は、酔っ払っているせいか
特に気に留めていないようで
和「ホラ相葉さん~、ちゃんとトイレ行っときなさいよ?
後で起きたときに寝ぼけるに決まってんだから」
雅「えー、もう寝るの? まだいーじゃんか!
オレ、リーダーとまだ話し足りないよ~」
潤「今の相葉くんじゃ、何話しても時間のムダ~!
さあさあ、自分の部屋に行くよっ」
三人がわちゃわちゃとしながら、ようやく
ドアで色分けしてある、それぞれの部屋に入っていった。
智くんがこっちに意味深な視線をよこす。
智「そろそろウチらも、行くよ?」
翔「なんか、ノリノリだなあ・・・」
二階に上がると、勝手に赤い扉をサッと開けてニッコリ。
智「さあ、未知なる世界へ…なんつって?」
翔「…」
智くんのテンションの高さに、苦笑いするしかない。
智くんのあとに続いて部屋の中に入り
ドアを後ろ手にパタンと閉めた。
翔「それじゃ…、遠慮はしませんよ?
明日になって、寝不足だとか文句は受け付けないからね」
智「あ、ちょっと待っ…」
今さら「待った」なんてナシでしょ。
智くんの薄い身体をこの腕の中に閉じ込めると、
昨夜聴いていた、ブリティッシュロックバンドの曲を再生した。
もちろんヘッドフォンのジャックを外して。
智くんは、スピーカーから響くそのボリュームが
デカすぎるというように、目を剥いたけど。
このくらいじゃないと、ね?
安心してイイコトできないじゃん☆
♥ ♥ ♥
翌朝のこと―――
和也と潤がバスルームで顔を合わせた。
潤「…はよ」
和「J、おはよ。…聞こえた? ゆうべの」
潤「ああ、あのうるさい曲だろ?
聞こえよがしに、何のつもりだか」
和「あんなふうに隠さなくっても、ねえ」
潤「かえって変に想像しちゃうよな?」
和「ぷっ…想像してたんだ、J?」
潤「っ、それって誘導尋問だろ!」
潤が真っ赤になって抗議すると
和「何でさ、今のは単なる自爆でしょ~」
余裕の表情で、潤をからかう和也。
そこへ、ダダダ、とやかましく階段を降りてくる音に
和「あ、思ったより早起きだよ、アイツ」
と和也がつぶやけば
雅「ウィーッス♪ 朝ごはんは何かな?」
朝からテンションの高い雅紀が加わった。
和「おまえさあ、ゆうべのアレ、うるさくなかった?」
雅「アレって?」
潤「だからさ、・・・雅紀はとなりじゃん?」
雅「ああ、アレ?
朝っぱらから、何の話してんの~?
まさか、そっちの部屋まで聞こえてた?
ムフッ、あの曲と曲の合間にねー、ムググッ」
和也は咄嗟に雅紀の口を押さえたが、
赤のドアからちょうど顔を覗かせた
青の部屋の持ち主に聞こえてしまった。
智「あ…」
白々しく、口笛を吹きながら
隣の青のドアを開ける智。
ふりむきざまに、
「ふぁーあ、おいらこれから寝るんだから
しばらく起こさないでよ?
用事があれば、隣のゼツリン男に言ってくれ~」
そう言い放ち、パタンとドアを閉めた。
三人「…」
その後、赤の部屋の持ち主が
どんなに勇気を振り絞って
自分の部屋から出てきたのかは、想像に難くない。