かっぱとカモのパワーは、あなどれません! | 先生が教える小学校と勉強:小学生子育てプロママ養成講座

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 最近どんどんその中身は変化しているようで、ほんとのところ、今の小学校って、よく分からない。
 そんな小学生を持つママ(パパ)が、学校を知って不安を解消。あなたもこれで、小学生子育てプロママ。
 分かって安心!小学校。分かった!小学生の我が子応援のコツ。


 こんにちは。「小学生子育てプロママ養成講座」の風路です。

 

はやいもので、2015年も折り返し地点。
 お子さんたちも、新しい学年になり4ヶ月目に入りました。


 子どもたちの元気を応援して下さっているママ、パパたちもお

かわりありませんよね。


 大人も子どもも、からだも心も元気が一番です。


 さて、今日は、「かっぱとカモ」のお話を。


 「えっ、昔話ですか?」


 いえいえ、違います。
 

 簡単な言葉かけでも、子どもたちを元気でポジティブに育てる

ことができるっていうお話です。

 

 私は、どちらかと言えば高学年を担任することのほうが多かっ

たのですが、うれしいことに、明るく陽気な子どもたちがたくさ

んいました。


 彼らは、ちょっと難しい算数の問題が解けたときとか、頭を使

って取り組んだ結果、ものごとがうまくいったときなど、軽く、

「オレって、天才!」「アタシって、天才かも!」と口にするこ

とがよくありました。


 これ、大人もありますよね。


 こういうときに、ちょっと一押ししておくと、子どもの気持ち

がとってもポジティブになる何気ない言葉かけがあるんですね。

 

それは、まずはこれ。


 「やっぱり、○○君は、天才だわぁ。」「やっぱ、○○ちゃん

は、上手よねぇ。」(言い方・・・しみじみと)


 この「やっぱり」、一言添えると、「前からそう思っていたけ

ど」とか「もともとそうだったけど」といった前提ができるんで

すよね。


 たった一言ですが、子どもたちのセルフイメージが高まるちょ

っとした言葉です。


 で、これを密かに「カッパ(やっぱ)の法則」って、呼んでい

ました。

 

 実はこの法則、能力開発の一任者、西田文郎先生の「かもの法

則」(現代書林刊)を少々もじったもの。


 西田先生のこの「かもの法則」の「カモ」もまた、ただ者では

ないカモなんです。


 私たちは、脳の中に二種類のカモを、住まわせておくことがで

きるようで、住まわせているカモによって、人生まで変わってし

まうらしいんですね。


 「できるカモ」「うまくいくカモ」「それ、いいカモ」etc.


もう一種類は、「無理カモ」「だめカモ」「できないカモ」etc.


 いかがでしょう。どうせ飼うなら、プラス思考のポジティブな

カモですよね。


 これらはすべて、頭の中に思い描くイメージのこと。ものごと

がうまくいくイメージを持たせることが大切って、言ってるわけ

ですね。


 すごくたいへんなことに挑もうとするとき、緊張して重いプレ

ッシャーにならないように、「おおっ、この調子だと、優勝しち

ゃうかも!?」。


 成績がちょっと上がってきたようなときに、「もしかしたら、

二学期の成績、Aが増えちゃうかも!?」。

 

 子どもたちの脳の中に、可能性を乗せたカモがいっぱい飛んで

いると、やる気が高まって、そうなる可能性も増えてくるカモ!


 


<能力以上の成果も期待できる、心理学の裏付けもある、ある方法>