福岡市にある高取保育園の食育の取組みを描いたドキュメンタリー「いただきます みそをつくるこどもたち」。
食べることは、生きること。
映画の中で何度も語られるメッセージ。
天地(あめつち)の恵みに感謝して食べよう。
永きに渡り日本人が食して来た和食のポテンシャルを見直そう。
体は食べたもので出来ている。
本物を食べよう。
幼児期の食は大人になっても忘れない。
画面の中で動き回るこども達の溢れんばかりの輝く生命力は毎日の食から
来ているのだと想像に難く無い。
残さずきれいに食べるこども達。
美味しいとにっこり笑うこども達。
食を通じて健やかに育つこども達。
それを目の当たりにしながら学ぶ彼らの親。
そして高取保育園の食を支える農家の方、味噌作りに使う糀を育てる
麹屋さん、そして給食のおばちゃん。
目の前の園児達は勿論、まだ見ぬ先の世代に届くようにと自分の仕事に
信念と誇りを持っていてみんな素敵でカッコいい。
昨今のチャラい承認欲求丸出しのスピ系や、スピごっこの何か言えば愛だの、
地球防衛だの、平和がどーたらの薄っぺらいこと。
日本人の食があるべき姿に還れば愛も平和も地球防衛だって出来る。
ラピュタのシータだって「土に根をおろし、風と共に生きよう。
種と共に冬を越え、鳥と共に春を歌おう。」と言ってる。
地に足をつけて、在るべき場所で出来る事から。そう思った映画だった。


