こんにちは。
風まかせセラピストCHIEです。
あなたのからだ、
今どのくらいからだが固まっていますか?
透明のコップに入った透き通ったきれいな水を
想像してみてください。
それがからだの本来の状態。
でも毎日の緊張や無理が重なると、
そこに少しずつ墨汁が沈んでいきます。
コリという名の墨汁が。
疲れと違うのは、
コリは「沈殿する」ということ。
じわじわと底に溜まって、
気づいたときにはもう固まっている。
そしてある段階を超えると、
筋肉がその固さを「これが普通」として記憶してしまう。
形状記憶、です。
だから、ほぐれてもまた戻ってしまうことがある。
墨汁は急に真っ黒になるわけじゃない。
だから気づきにくい。
そしてもう一つ厄介なことがあって、
コリが進むほど「まだいける」という謎の自信が湧いてくる。
これが一番やっかいな墨かもしれません。
では、あなたは今どの段階にいますか?
肩や首が少し張っても、ストレッチやお風呂でちゃんとほぐれる。自分でケアできている段階です。
からだがまだ素直に応えてくれている。この声が聞けている人は、からだとの対話がちゃんとできています。
足せる水は、日々の軽いストレッチ、湯船に浸かること、水を飲むこと。
もし施術を受けるなら、気になるときに整えるくらいのペースで十分です。
少し疲れが出てきたな、と感じるけど、寝たら回復できる。ただ以前より少し時間がかかるようになってきた。
「気のせいかな」と思いたくなるのがこの段階です。
足せる水は、深呼吸、軽いセルフマッサージ、好きなことをする時間。
施術のペースは、2〜3週間に1回くらい。戻りきる前に整えると、からだはちゃんと応えてくれます。
疲れが少し取れなくなってきた。でもなぜかこの段階の人が一番「大丈夫です」と言います。
むしろ少し元気な気さえしていることもある。
これはからだが限界に慣れてしまっているサインかもしれません。
踏ん張りがきくと錯覚しやすい段階です。
この頃から、コップの底にはうっすらと墨が残り始めています。
まだ水に紛れているから気づかないけれど、少しずつ“沈殿”が始まっている状態です。
足せる水は、プロの施術、自然の中を歩く時間、一人でぼーっとする時間。
施術は、2週間に1回、もしくは状態に合わせて少し間隔を短く。ここでペースを作れると、からだはちゃんと戻れるラインにいます。
疲れがなかなか取れない。コリが奥まで届かないくらい固くなってきた。それでもまだ「いける」と思っている。
でもここが分岐点です。ここまで踏ん張れてしまったぶん、余力が一気に尽きることがあります。
この段階の中盤を超えると、一気に第五段階へ進んでしまうこともある。
底に溜まった墨が、少しずつ広がり、
軽く混ぜただけでは戻らなくなってくる。
ここから先は、表面だけ整えても追いつかなくなってきます。
足せる水は、生活のペースを落とすこと、誰かに頼ること、定期的なからだのケアを続けること。
施術は、1週間〜10日に1回くらい。
間を空けすぎないことで、流れを取り戻していきます。
筋肉がその固さを「普通」として記憶してしまった段階です。ほぐそうとしても奥まで届かない。
からだが強制終了をかけてくることもある。
でもここまで来るには、それだけ長い間頑張り続けてきたということ。
コップの中の墨も、ここまでくると底や側面にへばりつくようになります。
実はこれは突然起きたものではなく、第三段階あたりから少しずつ積み重なってきたものです。
足せる水は、まず休むこと。そして一人で解決しようとしないこと。
施術も無理に詰めるのではなく、状態を見ながら慎重に。焦らず、少しずつ薄めていくことが大切です。
あなたのコップは今、何色ですか?
どの段階にいても、水は足せます。
そして特に第三段階で気づけたら、からだはちゃんと戻れますよ。
一気に濃くなる前には、必ず小さなサインがあります。
通えばいいわけではなく、戻る力を育てること。
そのために、今の自分に合ったペースで関わっていく。
コリは、悪者ではありません。ただのからだからのサインです。
水は、一滴でも意味があります。
そして注ぎ続けることが、
からだを取り戻す一番の近道です。
今日からでも、少しずつ。

