『NHKスペシャル 渡辺恒雄 戦争と政治~戦後日本の自画像~』 8月7日
読売新聞社主筆94歳の渡辺恒雄へのロングインタビューでした。
「日本の軍国主義者たちの責任を問わずに良い政治ができるわけがない。」
という発言がありました。(渡辺自身の問題は今回はパスします。)
また、(戦犯であった岸信介が知らない間に勢力を増していき、みんながへいこらするようになった。)そうです。
朝鮮戦争前後から、アメリカの対日政策が変化して、その傀儡として岸が動いたことを示しているような気がします。
(現生も目の前で動いていた)と渡辺は語っていました。
その岸の孫が安倍晋三ですよね。岸の願望は「自主憲法制定」でした、
その祖父の願いだけを実現することだけのために安倍は政権に居座っているようです。
他のことはどうでもいい。ウメさんから聞きました??????。https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/10363/
画像出典 無言館HPより無言館HPへ
柔らかな照明の中、ある絵に目が留まりました。
リビングの中で、背広や着物を着た5人の家族が、紅茶を飲みながら談笑している絵でした。
やはり、画学生は豊かな家の青年なのだ。
と、自分の考えを証明するような絵でした。
しかし、窪島さんが聞き取った、お兄さんの言葉は違いました。
「これは、弟の空想でしょう。あの頃の我が家は1日中百姓仕事に追われ、こんな余裕はありませんでした。・・・」
その絵は、『伊澤洋 家族』(HP 収蔵品で見られます。収蔵品へ)という絵でした。
もう帰って来ることはない「家族に」精いっぱいの盛装をさせ裕福になった家族の団欒を夢見たのでしょうか。
その絵も出征直前に黒く塗りつぶそうとしたそうです。
女性の話し声が聞こえてきました。
地方の美術館は、何も知らない観光客が来ることも多いので、しゃべり声が鑑賞の邪魔になることがあるので、(またか・・・)と思いました。
しかし、姿を見せた女性の隣には、白杖をついた男性がいました。
女性は、館内のようすを説明していたようです。
(ちなみに、窪島氏が蒐集活動で全国を回った際の、遺族の音声が聞けるようです。たぶん。)
わたしは、こころで謝りました。
第二展示館の前にある、開かないポストです。