天草の富岡港で出会った猫軽?????無免許じゃあないかな?

 

天草の富岡港から長崎の茂木港へ向かう渡船

 

長崎の1万ドルの昼景?

 

NHKの大河ドラマは、ほとんど見たことがありません。

食わず嫌いを承知の上で、理由を言えば、「司馬遼太郎的NHK大河ドラマ的史観」の匂いが嫌いだからです。(原作が司馬遼太郎でなければもっと悪臭がします。林真理子の『西郷どん』などまさにそのものです。そういえば「新元号選定?の有識者?会議」や「桜を見る会」にも登場していましたっけ。)

 

その司馬遼太郎も、歴史小説はほとんど最後まで読んだことがありません。

しかし、「街道をゆく」シリーズは、よく旅の道連れになります。

 

今回の旅のカバンにも入っていました。

 

『島原・天草の諸道』(朝日文庫)にこんな一文がありました。

 

 支配階級が、一個の政治的意図をもった神話的な説を三十年宣伝し続ければ、その社会に真実として信じられるようになるという説がある。

 そのことは、明治政府から昭和の敗戦まで鼓吹されつづけた水戸史観的な`事`実をひとにぎりの専門家以外はみな信じたということでもわかる。

 徳川幕府が二百数十年間、全力をあげて宣伝しつづけたことは、切支丹は邪宗であるという事であった。

 

 戦後行われている宣伝の最大のものは、「米軍は日本を守ってくれる・・・」という神話ではないでしょうか。