大変な事に
なっちゃった…
重粒子線治療が無事に始まりました。
この時、一緒に重粒子線治療に病院から通っているのは、名古屋からの方2名、東京からの方、そして私の4名
互いに病を共有し合えるし、励まし合える関係でとても有難かったです。
治療を始めたばかりの私に、色々と教えてくれました
治療開始から尿コントロールにまず悩みます。
ある程度の尿が膀胱に無いと、治療に入ることが出来ないんです。
なので、尿がたまらなければ、どんどん治療は後回しになってしまう。
かといって、私の場合、尿漏れをしていたので、溜まり過ぎると、勝手に尿が漏れてしまう…
そこに、便とガス問題です。
病院食 この日は蒸しあなご寿司と茶碗蒸し
なので、無意識に、できるだけ便とガスをだそうとしていたんでしょうね。きばりすぎたのでしょうか…
右足の付け根に強い痛みを感じて、歩けなくなってしまいました
最初、ぎっくり腰になったのかと思ったのですが、何か違う違和感。
足は引きつっているし、痛みで感覚がなく、益々、尿漏れが激しくなりました。
えっ
えっ
え~~~~っ
これ、何よりもヤバいじゃん
自分でただ事ではない何かが起きているのが分かりました
重粒子線のドクター、主治医、整形のドクターたちによって、この原因がある程度判明するまでに少し時間を要しました。
というのが、重粒子線治療中の為、病理を採取するわけにも行かず画像のみの判断になったからです。
わかっていることは
恥骨の骨折
その原因については…
ここからは、たぶん…の話
私の腫瘍部分近くの骨が溶けている…
そこに、何かしらの力が加えられて骨折したんだろう
骨に転移…とは誰も言わない (笑)
でも、その可能性も大きい…
ということで、重粒子線をそこにも追加で放射してくださることとなりました。
ただし…骨はくっつきにくくなるそうです
それよりも、転移だったら困るものね…
ということで、それからというもの、杖生活が始まりました。
いや、これが…私のこの入院においての最大の問題でして
予定外の出来事でして、
これは、今現在においても…とても困ったことになっております
そんな中でも、重粒子線治療は、毎日続けています。
そして、抗がん剤治療もです。
抗がん剤治療は、週に1回。全部で5回行われる予定です。
私は、毎週火曜日と決っていました。
始まる前に、副作用などについての説明もしっかり受けました。
ただ、重粒子線治療と同時に行われる抗がん剤は、通常よりも少ないので、副作用も少ないと聞いていたので、あまり気にも留めていませんでした。
初めて抗がん剤投与の日も、吐き気などまったくなく、いたって普通に点滴を終わらせたという感じでした。
私の骨折さえなければ、
重粒子線治療も痛みなど全くないし、抗がん剤も問題ないし…
で、ある面、とても楽な治療になっていたはずです。
そうたやすく、事が運ぶようにならないのが…
ああ…
私の人生なのか…
明日も頑張ろう