かざみがナンパを始めたきっかけはリス値10の元カノを忘れる為だ。
ナンパを始めて前の自分じゃあり得ない体験をした。ナンパをすれば元カノを忘れられる、そう思っていた、
実際に忘れることはできなかった。即った子の寝顔を見たり、後ろから突いてるときふとしたときに思い出すのは元カノだ
だが、かざみ自身変化もあった。
この先元カノは心から出ていくことはない。
だからいっそ住み着いた元カノと共存して生きていく。 本気にさせてくれた女性に出会えたことに感謝しようと。
この変化が見えただけでもナンパを通して成長できた。
そしてナンパを通してかざみを狂わす一人の女性にまた出会うことになる。
かざみはこの日はC箱にジャスティンと行く予定だ。
この日まさか俺が心底惹かれる女性に会うとはこのときは思ってもなかった。
in
ギャルからバンゲ(後々に準即)
かざみはこの日もジャスと踊る。
ナンパもした、それなりに巡回して声を掛けバンゲもした
だが記憶にない
この日はそれどころではなかった。
しばらくサージングしてるときにそれを発見した。
小柄でオシャレ、そして前髪はパッツン
美容師かアパレルの風格、
イニエスタがそこにはいた
かざみは一瞬で魅了された
あれに行こう。
ジャスと声掛け
前髪どうしたの?
どうしたってなによ笑
素敵なパッツンだね!
バカにしてるでしょ!笑
オレのばあちゃんの次に似合ってる
爆笑
ばあちゃん舐めてるでしょ? 可愛いからね、残念だけど君より
やばいんだけど!笑
最初はルーティーンから入ったがそこからは純粋に会話を楽しんだ。
イニエスタは博多出身でそんなに面白いことを言ってないのに良く笑う子だった。
その笑顔もまた素敵だった
バンゲ
かなり嬉しいバンゲだった。放流
喜びも束の間、イニエスタはお洒落イケメンにナンパされまた笑顔を振りまいていた。
あぁ、分かっていたことだ
彼女が見せた笑顔、素振り、言葉、
それらは俺だけのものではないことは
しばらく時間が経った後イニエスタを発見
お洒落イケメンとくっついていた。
見たくない光景だが見てしまう
やはりかざみには手に負えない案件なのか
その日は坊主で帰宅(ジャスティンはイニエスタの相方を即、、)
一応イニエスタにLINEを送ってみた
もちろん覚えてるよー!
お婆ちゃんの話めっちゃ面白かったもん!
繋がった
だが、嬉しい気持ちと切ない気持が交互によぎる
イニエスタはお洒落イケメンに持ち帰られてる
胸が痛かった
ジャスティンから連絡
イニエスタ即られてないですよ!
どうやら途中で離れたらしい。
即られていないことは嬉しかったが
クラブでベタベタしていたイニエスタの残像は頭から消えない。
たかが20分くらい話しただけなのに、
驚くことにイニエスタとのLINEは続いた。
テンポも良くスピーディーで濃いLINEが続いた。
LINEでのコールドリーディングが成功しイニエスタの食いつきも上がりイニエスタの性格層も描けてきた。
何故だかは分からない笑顔の裏に悲しげな影が潜んでいそうな気がした。
アポ日
イニエスタはかざみの仕事場の近くまで1時間40分かけて来てくれることに。
ほんとにビックリした。
だが残業があり彼女を3時間も待たせてしまう。
ごめん! 残業だった!駅にいる?
お疲れさまっ 寒いよー、、
すぐに行く。 待ってて!
誰もいない駅で待つイニエスタを発見、、
遅いよ!
いやいやいや!笑
だよね笑 ほんとごめんね待たせちゃって
仕事やけんしょうがないよっ お疲れ様!
向こうも緊張感が伝わったが、かざみも同じだった。
ほんとにお洒落で可愛かった、
今日はオレがイニエスタを癒すと言ったが、癒されたのはかざみだった。
ばあちゃんの家にin
そこでは恋愛の話や遊びの話をした。
イニエスタは過去にトラウマが男の人を信じていない。
だからこそ次はちゃんと付き合いたいとのこと。
ルーティーンなど使わず楽しんでいた。
一考えや、価値観を伝えた。
かざみくんはチャラいけど良い人なのかもね
ほんとに楽しい時間だった。
イニエスタおいで?
え、、嫌だ、、恥ずかしい
分かった!
、、、
ほらおいで?
うん!
甘えるのが好きなイニエスタはかざみに寄りかかってきた。
よしよし!今日はたくさん甘えなねっ
うん、、
見つめ合いキスをした
確か2.3分の沈黙があった気がする。
寝た?
うんうん、寝た?
その場の雰囲気のまま行為は始まった。 お互い求め合った。
行為後
イニエスタはどこか寂しそうな顔をして、またかざみに寄りかかってきた。
時間よ止まれ
こんなにも思ったのは初めてだ。
朝起きてイニエスタを駅まで送る
、、楽しかった!ありがとね、お仕事頑張って!
ありがとう! またねっ
うん
彼女が見えなくなるまで見送った。
これからイニエスタとの穏やかで楽しい日々が続く。今日からスタートするんだ。
しかしイニエスタはかざみの届かない存在にまた変わってしまった。
ねぇ、君が思っているほど僕はバカじゃないよ。
鈍感なフリするのも耐えられなくなってきたんだ。
僕の為に隠してる過去もたまにつく優しい嘘も気づいてるんだよ?
LINEは返って来なくなってしまった。
イニエスタあの日間違いなく楽しんでいた。それはまぎれもない事実そのものだ、
だが、LINEが返って来ないということは
もうかざみとは会うことを考えてはない、イニエスタの描く未来にかざみはいないのだ。
一番の理由はかざみも分かっていた。
それは「即」をしてしまったことだ。
イニエスタは真剣にかざみと向き合ってくれた。
クラブで会う男は信用してないけどかざみならという淡い期待感を抱いていた。
かざみもイニエスタに自分の価値観を伝え雰囲気で即に走ったがその行為は必要だったのだろうか?
だが彼女にとって即ったことでかざみの事を周りのクラブにいる男と同じ目で見ることになってしまうのだ
かざみに寄せていた期待は儚く散ったのだ。
かざみは行為する前に確かに迷った。
だが、その場の雰囲気と自分の気持ちに従った結果イニエスタを手放すことになった。
それからしばらくイニエスタの笑顔が頭から離れなかった。
仕事しててもご飯食べてても
考えてることはイニエスタのことなんだ。
気に入ってるその洋服も、ヘアースタイルや厚化粧も、思い出話も価値観も喜怒哀楽も、変な癖のあるキスも、ベッドで喘ぐ声も、かざみ以外の誰かにも見せてたんでしょ?
こんな感じだった。
狂いそうだった。
自分でビックリするくらい考えていた。女なんていくらでもいるのに、君じゃなきゃダメなんだ。
こんな気持ちならいっそ出会う前に戻して欲しい。
かざみはC箱に向かった
イニエスタを忘れようとしていた、忘れることなど出来るはずもないのに
幻か?
