続きまして高圧の事故です。
私が約15年この仕事について、同じ仲間達が数十人いて、多くの電気工事店と付き合っている中で、緊急の高圧の事故は1年に1回あるかないか。私も自分の担当する現場でも4から5回ぐらいだったかなぁってぐらいの頻度です。
それこそ19歳から電気関係の仕事を25年以上携わっててもこの数字ですね。
しかも他の現場で起きた波及事故が原因でトラブルだったのが2回かな。ここ最近は自分のお客様で出会ってないですね。
なので一企業の専任になった場合、下手したら高圧のトラブルがなくて定年ってこともありますよ。実際10〜20年の経験の方で高圧のトラブルなかったって人いますしね。
私が経験したのは高圧ケーブルのパンク。2010年より前は私の周りであまり起きてなく。2011年頃1980年前半の物件で起きた後、同じような話を聞くようになり、それから公共の施設でも交換工事が流行りましたね。私も沢山耐圧試験しに行きました。今じゃ新築の現場でも高圧ケーブルの予備空配管が増えたしね。ケーブルは交換が必要なものと認知されてきたのではないかと思います。
もしも頻繁に起きている現場があるならば、それは問題が別にあるんじゃないかと思います。
あと私はキュービクルの配線口などの開口部に必ずネオシールを施します。また年次点検の時などに確認して必ず補修します。なんせ小動物が変電所の中に入っての事故が高圧電気事故の半数以上ですからね。ということは小動物か入らなけりゃ事故は半分なくなるって事ですからね。