私は何もブラック企業のことだけを
話しているわけではないんです。

その前に私がいた企業は
限りなく自由な働き方が許されていました。

クライアント企業に対して
集客促進、ブランディングのための
ツールを企画、プレゼンテーションして
実際に制作ディレクションして納品する。

私はプランナー、プレゼンテーター、
コピーライター、ディレクターの
四役をこなしていましたから、
とにかく事務所に座っているよりも
現場を飛び回っている時間の方が
長かったのです。

アイデアが浮かべば、移動中の新幹線、
乗り換え駅のカフェ、深夜のバスルーム、
どこでも仕事場になりました。

まさに24時間クリエーターでした。

それでもつらいと思うことはなく、
むしろどんどん新しい仕事に
チャレンジすることができて
ワクワクの連続でした。

ある出来事が起こるまでは・・・

私はそれまでクライアントには
かなり恵まれていて
志しの高い企業、社会貢献性の高い企業を
担当することができていました。

ただし、それは自分が吟味したわけではなく
偶然、そういう仕事が続いていただけだったのです。

これは、アフィリエイトにも通じると思うのですが
どこまでクライアントの事業内容に責任を持つか
という問題です。


私が初めて出会った最悪のクライアントは
私がまさに渾身の思いで企画、制作したパンフレットを
詐欺商法に用いていたのでした。

それで数百億の売り上げを上げていました。

気づけない私もバカでしたが、
ただ依頼された仕事を疑いもせずにこなしていく
雇われクリエーターの自分のポジションが
どういうものなのか、やっと明確に分かったのです。

アフィリエイトをこれから始める方も
すでに結果を出している方も
よく考えていただきたいのです。


私は文章を書くのが好きでコピーライターに
なりました。でも、いかに伝えるかにばかり
注力して、何を商品として選んで伝えるか
については会社から割り振られる仕事を
振られるままにこなしてきただけでした。

もちろん担当企業について情報収集をしましたが
その目的は、差別化できるポイントや
強みにフォーカスしたものであり、
欠点は盲点となり、胡散臭い部分は
視野の外にかすんでしまって見えなくなって
しまっていたのです。

アフィリエイトで商材を選ぶとき
あなたは何を基準にしていますか?
その商材を購入するお客様が
その商材を使うシーンをイメージしていますか?
その商材の欠点から目をそらしていませんか?


世の中に完全な情報が存在しないように
カンペキな商品は存在しません。
だからこそ、お客様にとってベストの選択が
できるように、私たちにはしっかりと
商材を見定めて、正確な情報を伝える
義務があります。

それは、お客様のためだけでなく、
私たち自身が長くこの仕事を続けていくための
信用のベースとなるものです。

これはリアルビジネスでもネットビジネスでも
変わらぬビジネスの基本だと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
では、いよいよ本題に入っていこうと思います。
なぜ、組織に頼らない生き方を選ぶ決心をしたのか。

ただ暴力社長に嫌気がさしただけならば
もう少しましな社長の経営する企業に
転職すれば解決するでしょう。

でも私の場合は違いました。
収入を増やして、やってみたいことがあったのです。
そのためには組織に属していては
永遠に夢をかなえることができないと
わかったからなんです。

まずは、暴力社長の会社の販売会議でのお話です。
よく読んで考えてみてください。

数年前の会議の席で社長が労働分配率の
話を始めました。
給料を増やすには労働分配率を下げなければ
ならないというのです。

つまり、売上総利益に占める人件費の
割合を下げなければ
給料は上がらないというのです。

それっておかしくないですか。

そうです。非常に単純な話なんです。
人件費の総額を下げれば、
その中に含まれている自分の給料を
上げてやるといっているわけです。

売り上げを上げるという話とは
全く関係がないのです。

社長が言いたかったのはこういうことでした。
パート従業員の人件費を減らして、
その分をお前のサービス残業でカバーしろ。

もちろん社長は直接そんなことは
言いません。
でも、その会議に出席したリーダーたちは
次の月からパート従業員の時間数を減らし、
人数を減らし、その分をサービス残業で
カバーする行動に出たのです。

もしも社長がそのことを外部から指摘された時には
迷わずにこう言い放つでしょう。
俺はそんなことを指示した覚えはない。
従業員たちが勝手に勘違いしているだけだ。

結果、どうなったでしょうか。
現場で直接、お客様とつながっていた
ベテランパート従業員がどんどん辞めていき
売り上げ自体が大幅に下がってしまい
残った従業員たちの給料は上がるどころか
さらに下がったのです。

中には一部、給料が上がった従業員がいたとは
聞かされましたが、
大抜擢された従業員は必ず数ヶ月で
うつ病になってしばらく休職し、
たとえ戻ってきたとしても
気の抜けたビールのようになってしまい
結局は消えてしまうのです。
そんな人間を何人も見てきました。

それでは、普通の会社なら給料は増えるのでしょうか?

次回は、私が以前に勤めていた会社でのお話です。

ここのところが理解できれば
組織に依存して働くということの本質がわかります。

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
前回は、社長には簡単になれるというお話をしました。
自分が社長になってみることで、
組織が押し付けてくる
社長の暴力さえ肯定してしまうような
「当たり前」や「常識」の呪縛から
自由になれるでしょう。

まあ、実際に社長にならなくても
少し専門的に会社法や登記法を勉強すれば
代表取締役社長などというものは
単なる会社法上の機関に過ぎないということが
よく分かります。

法律を破れば、当然、その権利や能力は
行使できなくなるのです。
それが分かれば理不尽な暴力や暴言などの
パワーハラスメント、
サービス残業の強制にも
冷静に対処することができるでしょう。

それでなくても、特に一般消費者を顧客とする
小売業、サービス業などでは
不法行為をしているということで
マスコミにでも取り上げられれば
大きなダメージを受けることになるでしょう。
どちらが失うものが大きいかは明らかです。

要するに暴力社長というのは
最初から従業員をなめ切っているのです。
まさか、従業員が自らの権利を主張したり
会社の不正に抗議したりできるわけがないと
思い上がっているから、
平気で信じられない挙動に出ることができるのです。

暴力社長批判はこのくらいにして、
そろそろ「組織に頼らずに生きる」というテーマに
踏み込んでいきましょう。

今回も最後までお読みいただき
本当にありがとうございました。