のんびり入院の二日目
今日は朝から教授回診でした。普段はなかなかお目にかかることはありませんが、回診となるといつもより主治医の説明も丁寧にあるし、教授自身が私のお腹を触れ、音を聞き、話をしてくださるので、時々は入院も必要だな、と感じています。
現状はパクリタキセル+サイラムザのセカンドラインで腫瘍マーカーも下がり続けていること、胃壁も以前より薄くなってきている。
ただ入り口付近はまだ狭く固い箇所があり、食べ物によっては引っ掛かりがあると落ちていかないということもわかりました。
昨日のとり天は半分しか食べられなかったので
回診に同行していた栄養士の先生ともお話できました。
で、今朝から食事形態が少し変更に
◯野菜のクリーム煮
◯大根と人参のおかか煮
◯フルーツサラダ
◯ご飯
◯牛乳
やはり、ちょっとした工夫ですいすいと食べられました。
もちろん、ゆっくり少しずつですけどね
午前中に腹水の排出が始まりました。
前回のよりは排出が少ない感じです。
3000cc採取して、濾過したのが300cc。これを静脈から3時間かけて戻していきます。
3回目ですが、不思議ですね~
お腹から取り出したものを静脈から栄養分だけ戻せるなんてスゴイです。
考えた方は本当に素晴らしい。
これをしたあとは本当に楽だし、体調が回復します
ところで、貸切状態の病室も一晩で終わりました。
ものすごくしゃべるおばさんがきました。
会うなり突然
「何も聞きませんけど、あなたもがんでしょう?」
「私は大腸がんでstage4と言われて」
「初めての抗がん剤治療をするんだけどどうなるのかしら?」
一方的に話しかけられて、ようやく私が
「私は胃がんですよ」
「抗がん剤治療もしています」
と言ったら
「がんはイヤね~」
「子どもさん達もかわいそうね」
「完治するって言われた?」
「私もそんなふうになるのかしら?」
↓
おそらく脱毛のこと
もぅ、心底イヤになりました
カーテン越しでも食事中でも一方的に話しかけられて、自分の病気の経過や仕事、家族のことなどしゃべりまくり
食後から静脈点滴開始だったので、もう寝たふりして知らんぷりしてます
せっかく、ゆっくり休んでたのに~~
まぁ、お互いに病人なので責めませんけど、もう少し配慮できないんでしょうか?
おそらく60代だと思いますが、これからご自身の病気と向き合う上で、もう少し勉強なさってはいかがでしょうかねぇ
それともああいう人の方が、図太くていいのかなぁ
よくわからないけど、いろんな人がいますねぇ。
病院は社会の縮図です
いろいろと勉強になります