映像の恐ろしさ
http://midnight-express.hellokitty.ne.jp/blog/a/10084496.trackback映像の恐ろしさ
今回に関して言えば、映像だからこそ心に響いた。
あのCMの抜けるような青空をみて、ブルーハーツの「青空」がミスチルの歌にかぶって聞こえてくるようだった。
ブラウン管の向こう側にはかっこつけた騎兵隊の変わりに、娘と変わらぬ子供たちがいた。
少なくとも僕にはまっすぐ、強く、眼を閉じることが出来ない深さまで届くメッセージだった。
正確に届かないのなら、それこそが日本の悲劇的なメッセージだ。
悲しみを共有できない、否、したくない。
思いやりという言葉の意味が、上滑りしている。
子供に悪影響?少年兵を肯定している?
境界線を教えるのはそう言う君だよ。
子供の眼を閉じさせてしまうのはいつの日だって僕ら大人だ。
賛否両論、覚悟の上だったのではないか。
あのCMでカップヌードルは売れるのか?
社内でだって反対されただろう。
大の大人が寄ってたかって、すごいお金を使って、批判を恐れず、青臭いようなメッセージを本気で作った。子供たちへ向けてのリアルな反省。
いったい、何がいけないというのか・・・。
僕らは、一色で塗られた青すぎる空のまぶしさを「美しい」と共感できなくなっているのかもしれない・・・。
■ 日時 2005-04-25 02:49:49 ■ トラックバック http://midnight-express.hellokitty.ne.jp/blog/a/10084496.trackback << HOMEへ戻る