深紅に染まる紅葉の下に

愛しい君の死体を埋めて

夕日に沈む町を見ながら

僕は一人静かに微笑む


誰にも君を奪われたくない

歪んでいようと確かに愛だ

君の居場所は僕しか知らない

誰も知らない君の死顔

僕しか知らない

僕だけの君…


頑丈そうな枝を選んで

丈夫な紐を固く結んだ

君を連れて旅する事が

ずっとずっと憧れだった

眼下に眠る君を見下ろし

僕は再び静かに微笑む


忘れ去られた古い公園

ゆっくり揺れる錆びたブランコ

僕の体もゆっくり揺れる

これから始まる二人の時間

重たい体はさっさと捨てて

永劫君と夢の果てまで…