国家資格試験に挑戦! | いかりんの異星人が行く!!

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人は何歳になっても目標を持ち続けたほうが良い。

そして、その目標を達成した後には、また新たな目標を持つ。

これを繰り返していると、人生は輝くキラキラ

私のように…

 

 

先日、お伝えしたように私は1年ほど前に土木施工会社へ転職した。施工現場で作業したことがあるとはいえ、土木業界では『

ずぶの素人』だ。

しかし、幸か不幸か、私の風貌が『ずぶの素人』感をまったく出さない。むしろ、大手ゼネコンからの天下り?のような印象を与えてしまっている…

一般的に考えれば、50歳を過ぎたオッサンが専門性の高い仕事に他業種から転職してくることは考えにくい。

まさか、目の前で仕事をしているオッサンが『ずぶの素人』なんて、考えていないはずだ。

 

だが、私にすると『ずぶの素人』と思われていないことが、プレッシャーになる。『ずぶの素人』と思われてしまっては、専門性の高い仕事なのだから、先方に相手にされない。

仕事について私なりに勉強しているが、経験に裏付けられた感覚や視点は、私にはまだ備わっていない。

このままでは、私は【給料泥棒】の汚名を返上できない。。。

 

そう感じていた私は、今年のお正月、目標を立てた。

土木工事の専門性が担保される資格試験、

1級土木施工管理技術検定 への挑戦だ。

今年度、令和6年度から受験資格が変更され、一次試験は実務経験が必要なくなり、19歳以上なら受験できるようになったことも私の気持ちを後押した。

 

 

正月三が日が過ぎたころ、近所の書店でテキストを購入。

何の予備知識もないので、何冊かテキストをパラパラとめくって選んだ。

 

といあえず、この一冊をボロボロにしよう。

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一次試験は、四択のマーク式、合格点は正答率60%以上。

近年の合格率は55%ほど。

今年の試験日は、七夕の7月7日 日曜日。

試験問題は、全問101問中、合計70問(必須問題が40問、選択問題が61問中30問)を解答する。

合格には、42問以上、かつその中で問題Bの施工管理法(応用能力)15問中9問の正答が必要。

そして最大の難関は、試験時間。

午前の部が、10時~12時30分に問題Aを、

午後の部が、13時45分~15時45分に問題B。

いずれも試験時間が、2時間を超える。

時間が足らなくなることは、考えにくいがそれほど集中できるか。頭を使えるかが心配。

 

目標を立てたのだから、とりあえず、やるしかない。

高速バスで通勤しているから、バス車内で勉強する時間が確保できる。そう考えて始めた試験勉強。

そんなに簡単なものではなかった。

 

テキストを読み始めると、専門用語につまづく。

専門用語につまづくたびに検索して意味を調べる。

大袈裟に言えば、この作業をページをめくるごとに繰り返す。

内容が頭に入ってこない…

理解できない…

つまらない…

だんだんと、テキストを開く時間が減っていく。

これではダメだと思い、テキストを開くが前出の内容を覚えていないのでページを戻る…

それの繰り返し。

通勤の高速バス車内で、勉強するためにビジネスバックに入れて持ち歩くが、テキストの重み(700g)だけを感じる毎日が続いた。

 

 

そんなある日、ある用件があって久しぶりに友人に会った。

コロナ禍でしばらく会っていなかった友人だったが、以前と同じように私を迎い入れてくれて、私のお願いを聞き入れてくれた。

そして、帰り際に友人の近著をいただいた私はハッとした。

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試験勉強をしていることは、家族を含めて誰も知らない。

それなのに、そこには【一生勉強】と記されている。

誰にも知らせていないのだから、試験への挑戦をやめても誰にも気づかれない。

そう思い始めた矢先の出来事だった。

 

友人の言葉に背中を押されて、勉強を再開。

しかし、専門用語に翻弄されページが進まない。

テキストも厚く重いため、満席の高速バス車内で開くのは躊躇する。

試験合格へは最低テキストを3周はしたい。

そう思い、土曜日と日曜日の朝も自宅でテキストを開くようになった。

それでもテキストの進みは遅く、ゴールデンウイークを迎えるころ1周目が終わった。

そして2周目、1周目とは比較にならないほど、テキストが理解できる。専門用語を調べることが格段に少ない。

読み飛ばしていたつもりはないが、1周目には気が付かなかったテキストの隅々まで目が行く。

何よりも、わかるので、おもしろいし、楽しいニコ

しかし、400ページを超えるテキスト。

3周までの道のり遠い…

試験が間近に迫った6月下旬、2周目が終了。

試験日までの期間を考えると、3周完了は難しい。

 

出題者の気持ちになって、ヤマをはる。

試験日まで、専門用語も多く出題しやすそうな項目を再度読み返した。

 

そうした日々を過ごしながら、試験当日を迎えた。

 

 

 

 

地球の常識‼

「一生勉強。」

 

当日の様子は、あとのお楽しみなのだウシシ