前回、若いうちから知っておきたいお金の話について、数回に分けて書くといいましたが、

先日ニュースを見て、ちょっと面白いネタを思いついたので、別の内容を書きます。

 

内容はタイトルの通り、

『将来ガン保険はなくなるのではないか』というものです。

※あくまで僕の個人的な意見であり、断言するような話ではありません。

 

僕がそのように考えたキッカケとなったニュースはこれです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29430500W8A410C1XB0000/

 

簡単に言うと、尿検査でガンが発見できるという技術を、日立製作所が2020年代に実用化を目指しているというものです。

 

昨年も線虫を使ったガン検査『N-NOSE』がニュースになって驚きましたが、本当に昨今のガン研究はどんどん進んでいます。

http://healthcare-biz.jp/2017/10/%E7%B7%9A%E8%99%AB%E3%81%8C%E3%82%93%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%8C%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%82%93%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%EF%BC%81n-nose%E9%96%8B%E7%99%BA/

 

3月に書いたガンの記事でも言いましたが、基本的にはガンになろうが、

大きな治療費はかかってきません。

 

ガンの場合は、長期化する恐れがあるため、ガン保険の存在価値があるのですが、

もし、上記のような技術が実用化されて、一般の健康診断などの際にも受けられるようになった場合、

多くの方は早期発見・早期治療が可能になります

 

そうなると長期的に治療するケースも少なくなるため、普通の病気と特に変わらないということになり、

医療保険で十分ということになります。

 

こうなると、保険会社は採算のあわないガン保険を

『売り止める』か『内容を大幅に変える』可能性が高いのではないかと思います。

 

ここで知っておいていただきたいのは、保険会社の保険契約は契約時の内容が変わらないということです。

 

この『変わらない』ことはプラスにもマイナスにも働きます。

マイナス面の例で言うと、『5日以上の入院から給付』という内容で契約した場合、

短期入院が進んできている現在では給付がされにくくなるような感じです。

 

これが現在主流の『ガンと診断されたら100万円』のような形の保険で契約していると、

将来は『ガンはリスクも治療費も小さい病気なのに大きなお金が入る保険』としてプラスに化ける可能性もあるわけです。

 

保険は保障商品であると同時に、れっきとした金融商品でもあります。

ですので僕は保険は株などの投資商品と同じように、

『先を予測して、できるだけ良い条件で購入し、高いリターンを出せるようにする』というような観点でも見ています。

(もちろん保障という観点はまた別の話としてしっかり考えていますよ)

 

今回はあくまで僕の個人的な主観で書いたネタ記事ですが、将来はいろいろなことが変化していくことは間違いありません。

保険に限らず、自分のライフプランでも、資産形成でも、将来のことを考えておくことはとても大切です。

ふとした時にでも、是非先のことを考えてみて下さい。

 

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