ミーが天国に旅立って10日あまりが過ぎました。


時間と共に気持ちも落ち着くだろうと思っていたけど甘かった。全く逆でした。


ミーは私達の年末年始の休みに合わせて具合が悪くなり、毎日病院に行ってそれ以外は出かけずずっと一緒に過ごしました。


こんなに出かけず家で過ごしたのははじめての事です。


ミーは水も飲めなくなっていて、シリンジでお水とご飯をあげていたので、仕事が始まったらどうしようと思って、母には無理なので昼休みに毎日帰ってくるしかないと考えていました。
そのために原チャリ買おうかなとかいろいろ悩んでいました。


しかし、仕事が始まった次の日に旅立ってしまい、結局2回半休を取っただけで見送りまで済んで私達に迷惑かけずに逝ったんだな、最期まで頑張ってくれて本当に親孝行な子だなと思っていました。


しょっぱなから仕事がものすごく忙しく、予算決算プレゼン会議とぎっしり詰まっていて、それらに集中しているようで常に頭の中はミーのことを考えていて、家に帰るとミーがいない事実の重さが日に日に大きくなってきました。


家に帰ると尻尾ブンブンで出迎えてくれたミー。
「良い子でお留守番してくれてたん?」
「良い子でねんねこしてたん?」
「シッコしたん?」
「うんち出たん?」
毎日ミーに優しく話しかけながら撫でたり抱っこすることで、キリキリしている仕事から離れて気持ちが穏やかになるのを感じていました。


帰ってもミーがいない。もういないんだ。



仕事がひと段落した土曜日の帰り道、泣いてもいいんだとふと思ったら涙が止まらなくなり、帰りのバスの中で号泣。
立ち寄ったスーパーの肉売り場でミーの好きな肉を見て号泣。
ミーの好きな魚売り場の前で号泣。
家に帰って号泣。
今日日曜日にペット用品売り場の前を通りかかって、もうミーに何かいいものないかな?と立ち寄ることもないんだと思って号泣。


これからはミーのいない人生なんだ。


ボデイブローのようにあとからあとからきいてきて、胸が押し潰されそうです。


ミーに会いたい。


私たちは再婚同士で、ミーとクーは相方の連れ子なので私がミーと過ごしたのはここ5〜6年なのです。

クーははじめて会った瞬間に私の膝に乗ってくるなつこい子でした。
でもミーは私を警戒して唸って近寄ってこなくて、認めてくれたのは1ヶ月後くらいでした。
その時のミーの目が印象的で、あなた私の味方なの?信じていいの?と訴えてるのを感じました。
その時の目がここ数日毎日心に浮かびます。

私は幸せだったけど、ミーはどうだったんだろう?

そんなことをぼんやり考えて涙が止まらない土日です。

ただ時間が早く過ぎて欲しい。

ミーに会いたい。夢でもいいから。