クーが7/17の夕方に旅立ちました。
まだ11歳6ヵ月でした。

入院した翌日にいってしまいました。
2~3日の入院で元気になって帰ってくると思っていました。


涙枯れるほど泣いたけど、毎日涙が溢れてきます。
ミーに悲しみが伝わってしまうので、我慢しようと思うけどできなくてごめんミー。


今日土曜日までなんとか仕事して夜から明日まで休みなのでいくら泣いても大丈夫。

このブログにミーとクーとの日々を綴ってきたので、お別れの事も記しておきます。

クーの入院にコメント頂いていますがお返事できていなくてごめんなさい。



入院した翌日、クーの様子を聞くためにお昼休みに病院に電話しました。

院長先生が「まだ胃の内容物を消化できてないのでステロイドなどちょっと強い薬を使うかもしれません。ゲージから出すとトコトコ歩くし人が通るとワンワン言ってるので元気。こちらで出すご飯を食べてくれることを目指しています」


明日の退院はないようなのがちょっと気になったけど、食いしん坊クーは大丈夫と思ってました。
病院のご飯を食べて元気になるな、退院祝いは牛肉焼いてあげよう。そう思ってました。


夜に会いに行こうと思ったけど、その日は診察時間が18時までで、明日は19時まで開いているので明日仕事が終わったら会いにいこう。

15時頃、パートナーからライン。
「ちょっと仕事抜けて病院行ってくる」
「行ってあげて!クー喜ぶよ!」

行ってくれて良かった、安心だな。
今思えばクーが呼んでくれたんだと思います。

それからバタバタ仕事していて携帯の着信に気が付きませんでした。

15時半頃、会社にパートーナーから電話が入る。
「クーが危ない。心臓マッサージ受けてる」
病院から何度も着信があったことにその時気がつきました。

何で?何かの間違いでしよ?
信じられない気持ちのまま会社を出てタクシーで駆けつけました。
電話を受けてから10分くらいだったと思います。
会社も家も病院も近いのです。


到着すると2人の先生が交代で必死に心臓マッサージしています。
口には人口呼吸器。
点滴の管に強心剤の注射をしています。

信じられない光景でした。

うそでしょ?クーどうしたの?だめだよいっちゃだめだよ。大好きだよ、ミーが待ってるよ、退院祝いは牛肉だよ。ジャーキーいっぱいあるよ、ササミと砂肝いっぱいあるよ。必死にクーを撫でながらずっと叫び続けました。


30分くらい心臓マッサージを受けたけど、ダメでした。
何時何分ですって言われたけど、覚えていません。
動かないクーに大好きとありがとうを何度も伝えて抱きしめました。

点滴の処置をするためゲージを開けて処置を始めたらウグって吐いて、そのまま倒れて息をしてなかったそうです。
心臓も止まっていて、すぐに酸素と注射をしたけど復活しない。
心臓マッサージにも反応はなかったようです。
全ての生命活動をやめてしまったと言われました。

おそらく持病のクッシング症候群からくる膵炎の悪化と、血栓の影響で点滴が効かなった。
最善を尽くしましたが残念です。

そのような事を言われました。

旅行に連れて行ったのが原因かと自責の念で苦しくて先生に確認しました。
旅行が原因ではないと言ってくれたけど、この思いは消えないと思います。

ミーは元気に帰ってきたので無理はさせてないと思うけど、クーの体にはきつかったのかもしれません。クーの寿命を縮めてしまった。



クーを家に連れて帰ると、ミーは声をあげて泣いている私たちに不思議そうにしながら寄り添ってくれました。
ミーはこの時はクーを認識できないようで、匂いをかいでも反応しなかった。

眠れないまま朝を迎えその日のうちにクーを荼毘に伏せました。この時は体が引き裂かれるような苦しさでどうしていいのか分からなかった。

幸せをいっぱいくれたクーに感謝を込めて全身を丁寧に撫でてクーの体とお別れしました。

とぼけた可愛らしい顔。
モフモフのハト胸。
ポンポコリンのお腹。
可愛いいお尻。
誰よりも短いけど一生懸命歩いてたアンヨ。
私がお尻扇風機と呼んでいたよく動くシッポ。

私が泣きながらクーを撫でていた時、ミーがはっきりとこれはクーなんだと認識しました。
今まで聞いたことのないような振り絞るような声で吠え続けました。
「クー!どうしたの?クー起きて!クー遊ぼうよ!」そんな声に聞こえました。

その後、ミーの目がさまよってある空間を見つめたまま吠え続けていました。
私には見えないけど、あそこにクーがいるんだと分かりました。その空間を一生懸命撫でました。
ミーとクーのお別れだったんだと思います。


何を持たせてあげようか考えて、クーの大好きな豚肉と牛肉と砂肝とジャーキーとチーズ。私が好きでこっそり食べていると必ず欲しがって少しだけあげていたホームパイと食べっ子動物も持たせてあげました。

生まれ変わって会いにきてくれた時に迷子にならないように私たちの住所と名前を書いたメモも持たせました。


クーのお骨を二人で拾って骨壷に納めました。
7キロあったクーは軽いお骨になって小さな骨壷に納まって我が家に帰ってきました。


今も信じられない気持ちです。
信じられないけどクーがいない。

もっと優しくしてあげたかった。
もっと抱きしめて大好きと伝えればよかった。
ダイエットなんてしないで好きなものをいっぱい食べさせてあげればよかった。

ミーがいるから頑張ろうと思うけど、ミーはミーで大切。クーはクーで大切。
当分立ち直れそうにありません。
ただただ日にちが過ぎてクーと共に生きた日々が楽しく幸せな思い出となって笑って話せる日が来ることを願うばかりです。

またいつかミーとの日々を綴っていきたいです。13歳のミーを大切に暮らしていきます。

そう遠くない将来ミーもいってしまうと思うと胸が張り裂けそうです。

今は辛過ぎて自分のブログを見ることもスマホに撮りためた写真を見ることもできません。

長々と悲しい報告になってしまいました。
ごめんなさい。
読んでくださってありがとうございました。
皆様の大切な家族が元気で長生きしてくれるように祈っています。