プレミアリーグ終了 | Footie life

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Kayoko Shimada

書いていた記事が消えちゃいましたしょぼん再び・・・


プレミアリーグも全38節が終了し、ご存知の通りマンチェスター・ユナイテッドが3連覇、通算18度目のタイトルを手にしました。その一方で、ニューカッスル、ミドルスブラ、ウェスト・ブロムがチャンピオンシップへの降格が決まりました。


クラブの規模や所属選手からは不本意としか言いようがない成績に甘んじていたニューカッスル。少し前には心臓のバイパス手術のために一時的に監督の座を退いたキニアー監督に代わり、カリスマ的存在で絶大な人気を誇るアラン・シアラーが監督に就任し、なんとかクラブを残留するよう努めてきました。


最終節、アウェイ、アストン・ヴィラでの試合。引き分けでも残留の可能性があったニューカッスルですが、5千人のニューカッスルファンが見守る中、0対1で敗れ降格が決まりました。


長い歴史を振り返れば、ニューカッスルも含めて多くのクラブが降格、昇格を経験しています。だから、これもフットボールと言えば、フットボールなのですが、なんだかんだ言ってニューカッスルは降格を免れるのではと思っていたので結果に驚きました。


シアラーは降格の責任は多くの人にあると、自分自身の名前、そしてキニアー、キーガン、ヒュートン、マイク・アシュリーの名前を挙げました。シアラーとクラブの契約は、あくまでも8週間のみで、シアラーが監督として残留することはないと明言しています。


ケビン・キーガン。現役時代には2度バロンドールに輝いた名選手です。マンチェスター・シティの監督を務めていたこともあり、何度かお会いしたことがあります。人柄はともかく、監督としてのキーガンは評価できません。監督に就任すると無理難題をマネージメントに要求し、応じられないと分かるとすぐ投げ出してしまいますから。


マイク・アシュリー会長も、すぐに投げ出してしまう印象が強いキーガンを監督にするのは賭けだったと後になって話していますが、そんな賭けをしなくても良かったのに・・・。


ニューカッスルの降格を知り、すぐにリーズのことを思い出しました。


90年代後半、リーズは魅力的な若手を抱え「ヤング・リーズ」と呼ばれ、プレミアリーグでも優勝争いを演じると、2000-2001シーズンにはCLでベスト4に進出するなど、プレミア有数のクラブでした。


ところが、大がかりな補強が裏目に出て、財政難に陥ると、結局給料の高い選手たちを放出することになり、チーム力は大幅にダウン。チャンピオンシップへの降格を決めました。


その後、チームは破産申請をし、勝ち点を剥奪され、リーグ1への降格が決まるなど、あのリーズの活躍を知るものからすると、信じられないような状態に陥ってしまいました。


私もマンチェスター・シティが1998年にはまさかの2部(実質3部)に降格した経験があり、胸に穴がポッカリ空いたような思いをしたことがあります。だから、ニューカッスルファンの方が今、どのように感じられているかは、少しは分かるつもりです。降格したところで、チームへの想いは変わらないのは分かります。ただ、現地で観戦できる人はいいですが、日本ではテレビで試合を観戦できる機会がなくなってしまうのは本当に残念です。


ニューカッスルのセント・ジェームズ・パークは私も何度か行ったことがありますが、約5万2千人の収容人数を誇る(6万人に増築される予定)フットボール大国イングランドでも上位に入る立派なスタジアムです。そこで応援を繰り広げるサポーターも熱い、熱いメラメラ彼らがプレミアから姿を消すのは寂しいです。


あの規模のチームがいるチャンピオンシップって・・・、イングランドのチャンピオンシップ(=2部)のレベルが、どれだけ高いかも分かって頂けますよねあせる


リーズの二の舞になりませんように。1年で復帰できますように。もちろん、リーズにも復活を遂げて欲しいです。