京都に到着して1番最初に訪れたところ『祇園 なん波』さん。
花見小路にひっそり佇むミシュラン☆のお店。
運転手の旦那さんには悪いけど、私はビールをいただきます。
先付け 鱧 銀杏 鮪 小菊梅煮
素材ひとつひとつに下味が施してあって、しっかり目の
お出汁でお酒がすすむ味付け。見た目も華やかですね
土瓶蒸し
松茸 鱧 生麩 秋を感じる土瓶蒸しです。
鱧のお出汁がじんわり染みる。
心が豊かになり、身体の芯まで温かくなる。
ふんわりと幸せを運んでくれるお味です。
険先烏賊 鰹 鯛
この時期の鰹は脂が乗っててねっとり美味しい。
菊花酢でさっぱりいただきます。
八寸 鰆西京焼き 子持ち鮎 小芋衣かつぎ 栗蜜煮 鯖寿司
鯖寿司が後ひく美味しさ。
ここにも秋がいっぱいです。
なん波さんの素晴らしさが詰まった煮物椀
俵型の道明寺粉で蒸された甘鯛。
なんとも美味しいお料理。。。 少し濃いめのお出汁餡に甘鯛の塩加減が
絶妙でいつまでも食べ続けていたい、そんな絶品な煮物椀。
栗と舞茸、鯛のほぐしで炊き込んだご飯 赤出し 香の物
かぼすのシャーベットと巨峰のミルクムース
かぼすのシャーベット、苦みと爽やかさ爆発で口の中がさっぱり。
巨峰のムースもまったりとしててバランスがいい甘味ものでした。
薄茶とお菓子を
はあー、大満足。
落ち着いた頃に大将と女将さんともゆっくりお話もできて楽しかった。
とても柔和な雰囲気で緊張感を解きほぐしてくれる笑顔が素敵でした。
ピリリっとした緊張感ある厨房に優美な店構え。
季節を折り込んだお料理はもちろんのこと、器も骨董ものを
使ってらっしゃって目でも舌でも楽しかったなー。
私たちが見えなくなる迄お見送りしてくださり
最後まで丁寧なおもてなしを感じることができましたよ。
とてもいいお店に出会えました。
必ずまた行きたいところです。