怒った時の「動き」とは。

朝、食器を洗いながら、隣の部屋から聞こえるテレビの音に耳をすましていたら…

「最近よく「おこっているの？」と聞かれませんか？」というレポーターのナレーションが聞こえた。

どうやら、加齢によるホウレイ線の話で、

人は歳をとるとどうしても頬がたるんで下がって来るので

それに伴い、口角もさがり、への字の口元がまるで怒っているように見えるという話のようだ。

いやぁね。

口角の下がりは私自身もめちゃくちゃ自覚していて、

なるべく意識して口角をあげようと思っている。

テレビを見ていたboyに聞いた。

「ママも怒ってる顔に見えることが多いのかなぁ？そういえばパパもboyも最近よくママに「今怒ってる？」って聞くよね…」

するとboyがすかさず言った。

「ママはさ～。怒ってるかどうかは「顔」に出るんじゃなくて、動きに出るよね」

えそれどういうこと？

めちゃくちゃ気になるけど、聞きたいような聞きたくないような…。

そこに突然ダーが割り込んできた。

「え？それどういうこと？ねぇねぇ、ママの真似、やってみて～。」

けっ

真似しなくて、いいから…。

ダーから「怒った時のママの動き」再現の依頼を受けたboyが、

張り切って隣の部屋に姿を消した。

と、次の瞬間、脇目もふらずまっすぐ前だけをにらみつけ…

ダンダンとぶっきらぼうに部屋から出てきたかと思うと…

直角に曲がり、隣の部屋に消えて行った…。

あは…。

なにそれ…。

私って、怒ってるとそんな感じぃ？

まっさか～ぁ

次の瞬間、ダー爆笑

あらやだ、納得してるってわけ？

怒ってる時はね、話しかけられたくないし、顔も見られたくない…。

確かに足早で、なおかつ顔斜め…みたいな感じかも…。

…まぁいいや。口角がさがって怒った顔に見えるのは治らないけど、

態度なら、ある意味直せる。

はいはい。

今後は怒りを動きに表さぬよう、最善の注意を払うことと…シマス。

Ｋａｙｏｋｏ

山下達郎「クリスマスイブ」について。

わが家の車内では早くもクリスマスソングが流れています。

ダーの友人が作ってくれた、クリスマス不朽の名曲選。

ジョン・レノン

マライアキャリー

佐野元春

ワム！

そして山下達郎…。

X'masソングってどうして時が経っても色あせないのでしょう。

どの曲を聞いても若いころの思い出と深く結びついているんだもの、

つい聴き入ってしまう。

boyがこの日初めて山下達郎のクリスマスイブの歌詞をしっかり聞いていた。

そして言った。

「え～この曲ってこんなに悲しい歌詞だったんだ」と。

そうよ、そうよ～。

「きっと君は来ない。一人きりのクリスマスイブ」

うーなんて悲しいクリスマスだ。

私にだってそういうクリスマスはあったわ～。

だから共感出来るんだ。

「好きな人と一緒にクリスマスを過ごそうと思って誘ったのに、来ないんだよ！その人、誰か別の人と過ごしているかもしれないんだよ！切ないと思わない？」

思い入れたっぷりでboyに熱く語ると…

boy。

「別にいいじゃん！家族と過ごせば。悲しくなんてないじゃん。」とのお答え。

う…。

まじっすか

本当にそんなこと思ってくれちゃうわけ

boy、小学５年生。

好きな人と何がなんでもクリスマスを過ごしたい！と思うのは、まだ当分先みたい

Ｋａｙｏｋｏ

うん、あたり。

boyと買い物に出掛けた帰り道。

ビールを買い忘れたことを思い出し…。

車をコンビニに止めた

350の缶ビールを２本カゴに入れ、会計へ。

するとboyが、

「またあさって買いにくるの？」

なんでそんなことを言うのか分からない。

「今夜１本で明日また１本、たぶんまた飲みたくなるね」

言われてしまった…

Ｋａｙｏｋｏ