こどもが体操を習っています
体操教室では、十数人のこどもが同じ部屋で体操を習います
先生も3~4人ついてくれます
ある日、体操の先生が、「●●ちゃん(こどもの名前)、前回とても上手だったよ~」と話しかけてくれました
こどもからも、その先生の教え方が分かりやすいと聞いていたので
「〇〇先生の教え方が分かりやすいと、家でも言ってます」と答えると
こんなお返事が返ってきました
先生としては、どの子にも同じ教え方をしているそうです
なので、わかりやすい・わかりづらい、とか
できるようになる・できるようにならない、は
その子と先生の波長が合うか・合わないか、なのだと
え?みんなに同じこと言ってるの?!
とちょっと意外でした
なんとなく、その子のペインポイントを見極めて
ひとりひとりにマッチしたアドバイスをしているのではないかと思っていたからです
先生がこどもに教える内容が同じであれば
先生の言葉が理解できるかどうか、
先生の話を聞けているかどうか、がポイントなのだと思います
つまり、先生の言うところの「波長」ですよね
これを職場に置き換えてみると、同じことが言えると思います
上司は部下ひとりひとりに合った指導何てしていないのではないかと思います
言っていること、視点は同じ
だけど、その部下の能力やここに来るまでの背景は違うし
上司と部下の波長について、合う、合わないはある
前職でも、強烈な上司の元、どんどん部下が異動・退職する中
ひとりだけずっと部下でい続けた人がいました
はたから見ると、その人と強烈な上司は、ベクトルが合っている とのことでした
広くとらえれば、これも「波長」が合っているかどうか、ということだと思います
目に見えない、言葉にしづらい「波長」ですが
これは集団の中でやっていくために重要なポイントだと思います
新しい環境に飛び込んだ時は、この「波長」を素早くとらえて適応していく能力が高いか、高くないか、で
居心地が随分変わってくるのだろうと思います
私はどちらかといえば社交的ですが、
波長を捉えるのに時間がかかるタイプです
そして、他人の波長に合わせるのは得意ではないのです
だから今回転職してとても苦労しています
繰り返しになりますが、私は社交的なタイプだと自負していました
だからこそ、新しい環境にも適応できると思っていました
ところが、全然うまくいきませんでした
1年以上経った今も、波長が合いません(特に上司)
波長の合わない組織にいなければならないことが
これほど心身ともにつらいことだとは思いませんでした
もしかしたら、初めての経験かもしれません
たかが波長、と思いう方もいるかもしれませんが
とても重要だと私は思います
逆に言うと、職場において、波長が合わないメンバーとずっと働き続ける可能性は
それほど高くないとも思います
人事異動や退職があるからです
人事異動で上司が変われば、組織の雰囲気も変わる
合わせるべき波長も変わる
そのほかの要素が耐えられる、いた方がメリットがあるなら
今は心を殺して、この場に留まるという選択肢もあるのではないかと思います
幸い、現職は給料水準が低くなく
福利厚生もしっかりしており
所定労働時間が短めで、近くはないけど遠くもない職場です
以前は残業が多かったですが、うつ病で休職してからは残業していません
直属の上司以外は人間関係に困っていません
なので、転職するなら、転職に求めることといえば、
波長のあうメンバー、波長のあう企業文化、という訳です
ただ、これは見極めがすごく難しいと思います
転職先にどれぐらい合わせられるか、が
そこで生き残れるか、にほぼ等しいと思います
長くなりましたが、今日はここまで