恋愛は盲目になりがちですが、私の場合、自分をいつも第3者目線で見るように心がけています。
地球の上から自分を見るような感じです。


一人になった時に、ふと、これまでや最近の彼(夫)の行動を第3者目線で考えます。
そうすると、これまでと違う行動があったり、彼がどんな風に自分を扱ってくれているのか、客観的に分かったりします。

これまで彼が支払っていたのにいつの間にか割りカンになったなぁ~とか、これまでメールは20分以内に返信があったのに最近は1時間かかるなとか、前まで話は目を見て聞いてくれていたのに、最近は何かしながら相槌を打ってない?とか。

逆に付き合って○年経つのに誕生日や欲しい物は必ず覚えていてくれるな、とか、前までお金には無頓着だったのに今は節約して貯金してくれているな・・・男性の思考は案外単純で分かりやすいものです。


香港人夫と結婚する前、つまり「香港人彼氏」だった頃から、私は教育を始めました。

もしかして「調教」とも言うし、「洗脳」とも言えるかも知れませんにひひ





最初にして最大の教育は、ずばり

生活費をどうするか


夫婦共働きが大前提の当たり前の香港と、専業主婦だった母を見てきた日本人である私とは、最初から意見が合うはずがありませんでした。


「結婚後も働いて欲しい」 

↑ 関西妻が一番言われたくない言葉 ↑

「給料は各自で管理するようにしよう」

↑ 関西妻の2番目に言われたくない言葉 ↑


私の実家は父の給料は全て母に渡され、そこからお小遣いという形で父にすずめの涙ほどの金額が渡されています。
その中から父は貯金したり、趣味のCDを買ったり、たまに家族にご馳走してくれたりしていました。

その話を遠まわしにしたり、自分もそういう家族を理想に描いているという事をやんわり伝えました。
家庭のお金は妻である自分がしっかり管理できます!という事も。

一緒に買出しに出かけた際に、「これは◎◎スーパーのほうが安いからここでは買わないよ!」、
「家にまだ昨日の野菜が残ってるから、今日は◎◎を作るね!」とやりくり上手も最大限アピール。

香港人の女性は自分の給料が上がった事やボーナスが入っても、内緒にして自分で使うらしいけど、
さすがに私はそれはしません。 

いつも頑張っている夫を褒め、たま~に、香港人夫の欲しがっている香水やお酒をさりげなく買ってあげれば、数倍もの効果になって返ってきます口紅 


香港人彼氏は、少しずつ変わって行き、「結婚後も仕事をして欲しいけど、お金は妻に任せる」と言ってくれるようになり、無事結婚まで辿り着きました。(勝)
二人の貯金はすべて関西妻名義の口座です 音譜 



それから、家事、洗濯掃除、トイレの使い方から冷蔵庫の開け閉めまで、細かく調教されておりますチョキ

義母の行き届かなかった教育は、妻の仕事!



今は、夫+父の教育を始めた所です。
まずは褒め褒め作戦。 

「香港人夫が話しかけると、いつもよりよく反応があるわ~!」といえば、数時間、お腹に向かって話しかけたり、歌ったりしてくれます。
「日本語より広東語の方が好きみたい~」といえば、広東語で話しかけ、「生まれたら広東語しか話せない事にしよっか」と言ってきたり。(この会話自体日本語やし、聞こえてるって!)


男は単純ですね。褒めれば褒めるほど、伸びます。 

どんな香港人父になるのでしょう~。