書くのをやめようと思っていたのですが・・・・。

フィリピンでの襲撃事件。

なんで、なんで、香港人が被害者になるの?


海外旅行大好きな香港人たちは、夏休みに家族でフィリピンに旅行してただけ。
たまたま、フィリピンにいただけ。


そこに麻薬使用の疑いで免職になっていた元・警察官の男が「復職」を求めるが為だけに
バス乗っ取りを決行し、挙句、発砲。

警察の対応の悪さが指摘されてるけど、その警察も被害死者8人のうち、3人を撃ってしまった。


私の広東語力はまだ不足してるので、読解力に問題があるかも知れませんが、以下香港ヤフーより。


「ある15歳の女の子は両親、おばさん、弟の5人で旅行して、無事だったのは女の子と弟だけだそう。
まだ彼らは病院で、「早く両親を探してください」と言っていると・・。」きっと、ご両親の事をまだ知らされていないのかな。

「ある被害者は香港地下鉄の社員だった。 地下鉄の会社は早速同僚をフィリピンに派遣した。」
政府ではなく企業がこの早い対応。

「犯人が射殺された後も、フィリピン警察は発砲を続けていた。」



香港ヤフー、グーグルは事件に哀悼の意を示し、社名を黒文字で表しています。

全香港人が、この事件を自分の家族の事のように受け止め、心を痛めている。
私が大好きな香港人の姿は、こういう団結力にもあります。
「香港人人愛」「一家人」という言葉も香港人の団結を表しています。

今回、こういう事件で団結を見る事になるとは・・・私も香港人の一家族として、本当に悲しいです。

香港人夫も心を痛めています。


香港政府は、不満を隠さず次の要求を求めています。
1.詳細交代事件經過;2. 交代死者致命和受傷的詳情;3.作出公正、全面和專業調查事件。
(広東語ですが、理解できると思うので、そのままCOPYします)

被害者及びその家族は昨日香港に帰って来てそのまま入院したようです。政府の人間もすぐに病院に駆けつけました。

このような迅速で冷静でしっかりした対応、今の日本政府には出来るでしょうか。