また過去の話に戻ります。2007年ごろ。

バイトから昇格してマネージャーにまでなれたのに、買収によってあっさりフリーター(ただの主婦?)に舞い戻ってしまってから2ヶ月。

またしてもコネで仕事の話が舞い込んで来たのです。

この頃私は専業主婦を満喫しつつも、夫家族の「関西妻、いつになったら就活するんや?」という露骨な視線に耐え切れず、何件か面接を受けてはいた。

この頃の私のターゲットは

①航空または空港②ホテル業界。

日本だと、それ専門の学校などに通って、運よく入れる業界なのかも知れない。

でも、ここは香港。
日本人売り手市場。絶対に求人はあるはず。(と、勝手に思い込んでいた)

航空会社2社受けて、1社落ち、1社は給料&条件が折り合わず。。。
空港は2社受けて、1社落ち、1社は同じく給料&条件が合わず。
航空業界はなかなかシビアすぎる給料で、みんな副業してるらしかった。そんなのムリ!

やっぱり英語にペラペ~ラのスキルと自信がないからか・・・と落ち込んでいた頃。

夫の友人が「奥さん、ホテルの仕事に興味ないの?」と話を持ちかけてきてくれた。


ホテルドアあるある~~~ありま~すパー

英語と中国語はイマイチだが、接客サービスと笑顔には自信がある。
適当な広東語と丁寧な日本語もできる。(夫とは標準語で話すので、普段、関西弁は出ません)
(実際は、香港で関西圏の方とは関西弁で話すと大絶賛&娘のように大切にしてもらえるのでしたリボン


早速、英語のレジュメ(履歴書)と自己紹介文を用意して、ホテルの面接に走る人
こういう事もあろうかと、卒業証明書と就職証明書のオリジナルも日本から持って行っていた。


思えば、この就職が①大きなストレスと②これからかかる病気と③香港を嫌いになる(日本に帰国する)、大きな、大きな原因となっていくのでした。