今日は香港夫は有給休暇を使って、入国管理局(入管)へビザの申請に行ってました。
正式には、更新手続き。
外国人が日本に住むには、在留ビザ、再入国証、就労ビザが必要。それぞれが1年や3年で更新が必要なのに、平日の数時間しか空いてない役所の為に、わざわざ有給使わないといけない。
あぁ、明日で日本上陸1周年なのだ。
まだ1年?ていうくらいになじんでる私は、やっぱり日本人なんだろう。
最初は電車で日本語が聞こえる事にすら「え?日本人がいる?」と奇妙な反応をしていたのに。
このきれいな空気、水、星空、めんどくさい日本人、まわりくどいシステムにひと月もすれば慣れてしまった。・・・・勘を取り戻した?
香港人夫はどうでしょう?こきつかわれる会社と使えない上司のおかげで、すっかり嫌気がさしている。
短時間で仕事を仕上げる事も能力の一つと思われる香港と違って、残業をする事が仕事、愛社精神だとでもいわんばかりに働かされている香港夫。
土日もレポートにおわれている。果たしてこの膨大なレポートを読んでる人はいるのか?
正しい意見を言う事も、聞き入れてもらう事も出来ず、ただただ古いやり方を強いる上司のいう事を聞き、ひたすら無駄な仕事を黙々とする人間だけを良しとする時代はまだ続いている?
不可解だと嘆く夫を日本はこうだからとなだめるも、私自身、日本が日本人が、おかしくなっている気がしてならない。
いずれかの配偶者が日本人の場合は進行はスムーズだけど、夫が日本人の場合が一般的なのか妻が日本人だと、夫である外国人はやや形見が狭い状況になる(気がしてならない)。
夫が外国人の場合、世帯主は妻になるという。。市役所へ転入の申請をした際に、言われた。
「でも、どうしてもというなら外国人の夫を世帯主にすることもできますが・・・」と歯切れの悪いこと。
「どうしてもというならできる」のならば、なぜしない?前例がない・・という理由なら、永遠にできないってこと?
午後は心斎橋でショッピングした。
ユニクロに入ったら、4,50歳代の夫婦が声を荒げて店員さんにクレームしていた。
通りがかりに聞こえただけだから、誤解があるかもしれないけど、
「同じものとしか交換できんのか!」
店員「あ、はい・・同じものでお願いしたいのですが・・」
「ほんならこれはアカンのやな、同じものしかアカンのやな!なんでや!OXGUいお5TDwじゃ0198g!!」
香港夫「日本人は気品を失っているね、お店であんなに声を荒げて・・・高い商品でもないのに」
関西妻「・・お恥ずかしい限りです・・気に入らないならもう1点買えばええのにね・・・」
香港夫「全てに余裕がなくなっているというか・・。」
香港夫は批判する感じではなく、寂しそうに言った。
私たちに日本居住 2周年目はやってくるのでしょうか。