帰ってきました、10ヵ月ぶりの香港から。
たったの10ヵ月なのに、もう、懐かしい!
空港の匂いやら、空港職員さん、掃除のおばさんまで、懐かしい、愛おしい。
ただいま香港!
これまでは香港居民のところでIDカードと指紋チェックのみで入国できたのに、今回は外国人のところに並ばないと入れない。まぁ、いいか。パスポートにハンコ押してもらえるし・・。
空港の建物から出る直前ですでに来た、モワ~~~~~っとした粘ついた空気!
これこれ、湿度100%越え。
香港島行きのバスにスーツケースとともに乗り込む。
荷物は下に置いて、2階の一番前の座席を陣取る。
2階建てバスの最前列は、香港人にも外国人にも大人気。気をつけなければいけないのは、冷房が効きすぎな事と、隣にフィリピン人が座るとかなりうるさい事。
日本人にとって広東語は低音でケンカしているように聞こえるけど、フィリピンの方たちの言語は高音で耳ざわり。
陽気な彼らはずっとお話しているし、笑い声もずっと絶えない。
案の定、今回もお隣に2人組のフィリピン人が座った。
何を話しているのかは全くわからないけど、とにかく楽しそう。
途中からビデオを回し始め、「ハロー」って話しかけられた。
撮られながらこちらも「ハロー」
降りる時もバイバイ~と言ってくれた。
深夜便なんですけど・・・本当にみんな元気。
そっけないくらいの対応で、スムーズにホテルチェックイン。
無駄口が多すぎて時間のかかる日本の過剰なサービスはもう要らない。黙ってさっさと仕事をしてくれればそれで良い。
私もとっくに香港人化してるなぁ。
こちらから催促するつもりだったのに、気の利くお兄ちゃんのおかげでエグゼクティブルームにアップグレードしてくれた。
香港のホテルってタイミングと部屋さえ空いていれば、フリーアップグレードしてくれる。
チェックインが重なる時間帯や、満室のおそれがある場合なんかはまず無理だけど、明らかにどの部屋も空いている場合などは、交渉次第。
逆にフロントでXXXドルでアップグレードできますよ?なんてセールスしてくる場合もある。
お互いに相手を見て、駆け引き。私はホテルにはお金をかけるつもりは無いけど、白人さんは結構喜んで払うみたい。
友人に事情を説明して、2人気分良くチェックイン。23時すぎ。
宵っ張りの香港。就寝にはまだ早い。
荷物を置いてさっそく夜の街に出かけた。