モンセラット

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通称のこぎり山

カタルーニャの聖地と呼ばれるモンセラットです。

バルセロナから約1時間で気軽に行くことができます。

 

ツアーのオプション(追加料金)で、バスで連れて行ってもらえました。

 

この日は、クリスマスの12月25日。

スペインでは祝日にあたり、バルセロナの街のほとんどが閉まっているそうです。

本当は、12月25日はバルセロナ自由行動の時間だったのですが、お店が閉まっているならと、オプションに参加しました。

 

結論から言えば、行けてよかったと思います。

バルセロナの街も魅力的ですが、バルセロナまで来たらお時間あればぜひ行ってほしい場所です。

 

 

見どころは、ベネディクト会のサンタ・マリア・モンセラット修道院付属大聖堂、そこに安置されている黒マリア像

少年合唱団の歌声、ピレネー山脈を望む眺望、また自然を楽しむトレッキングコースなど。

 

ガウディがここモンセラットを訪れ際に受けたインスピレーションが、

その後のガウディの創作活動に大きない影響を与えたといわれています。

サグラダファミリアの尖塔はまさにモンセラットの山そのものだとか。

 

モンセラットは台地状の山になっていて、その最高地点で1236m。
大聖堂がある中腹の標高は725m。

 

 

バスの窓から見えるモンセラットの山です。

雲が多くて見えにくかったですが、たまに晴れたり・・・・・

 


 

雲が多くて残念だなあ~

と思っていましたが、山の上の方にくると、きれいな雲海が見えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この駅からケーブルカーで登れるみたいです。

すごい急斜面のケーブルに見えますが、いつか乗って上まで行ってみたいな。

今回は時間の関係で断念。

 

Sant Joan教会Sant Onofreの洞窟 に行けるみたいです。

 

大きいお土産屋さんがありました(^^)

 

 

 

歩き進んでいって、このアーチ門を通ると近道♪

階段を通らない道もあります。

 

山の上の方に雲がかかっていて、きれいに撮れません。

 

 

大聖堂前の広場に着きました。

 

見えにくいですが、左から2番目の像のところに犬を連れた人が座っています。

それでだいたいの大きさが伝わればと思います・・・

 

 

 

 

 

モンセラットの一番の観光スポットは、ここベネディクト会のサンタ・マリア・モンセラット修道院付属大聖堂。

 

元あった聖堂はスペイン独立戦争 (1808-1814)の際ナポレオン軍の砲撃により破壊され、現在の建物は19~20世紀に再建されたそう。

 

ゴシック様式とルネサンス様式の折衷の聖堂前のパティオは、パワースポットだそうです。

この中庭の中心部にある円状の模様がパワースポット。

 

右手側の入り口から黒いマリア像に行くことができます。

いつも行列しているそうで、だいたい30分~1時間待ちだそうです。

 

今日は、時間が早いのもあって、行列なくすすみました。

 

一回りして出てきたときには行列ができていたので、早い時間に行くのがおすすめです。

(参拝時間も決まっているそうですので要注意)

 

 

“ラ・モレネータ”(黒い女の子)

の愛称で親しまれている黒いマリア様

キリストをひざに抱き、右手には世界(全宇宙)を象徴する球を持って聖堂に祀られています。

キリストは、右手を挙げて祝福のしぐさ、左手には多数の突起で覆われた球体をのせているそうです。

 

マリア像はガラスに収められ、手に持った球の部分だけが手で触ることが出来るようになっています。それに触れて願い事をすれば叶うといういわれがあるそうです。

 

現在は、高さ約95cmのポプラの木造で、顔と手足をのぞいて金箔が施されています。

伝承によると、初代教会時代にエルサレムで制作されたとされますが、実際には12世紀の作品で、ロマネスクの聖母子像特徴的な正面向きの姿です。

 

 

黒マリアの伝説】
その昔880年、とある土曜日の午後のこと。山の麓に住む人々が、天からのメロディーとともに、山の中腹に光が灯されているのを見ました。

次の土曜日にも同じことが起こったので、司祭が洞窟に入ってみることマリア像が佇んでいたのです。麓の村へ降ろそうと持ち上げると、マリア像が重くて動きません。仕方なくそこに教会を建てたというのが黒いマリア像の伝説。  

 

尚、修道院の公式見解ではもともと白かったマリア像が、長い年月をかけて多くの人に触れられたり、ろうそくのすすによって黒くなったとしています。科学的検証では、12世 紀のものだとか(伝説の年代と異なります)。

 

(ネット情報参照させていただいてます。)

 

黒いマリア像側から撮った大聖堂。

 

ヨーロッパ最古の少年合唱団の少年たちが、平日13時と18時45分から聖歌を2曲(10分くらい)歌います。

 

本日は時間も合わず、聞けませんでした。

 

 

大聖堂のそばの礼拝堂

 

 

ローソクをともしてお祈り。

ローソクは販売していました。

両替機もあり、小銭がない方も安心。

ローソクの色によって、お願いごとの意味が違うみたいです。

 

 


 

写真真ん中少し下くらいに、黄色いロープーウェイがみえますか? 

このロープウェイも、モンセラットまでの交通手段だそうです。

 

 

 

 

モンセラットからの景色を楽しんで、お土産を買って、バスでバルセロナへ戻ります。

 

自動販売機があったので買ってみました♪

 

 

2.3ユーロ

少し高め。

 

 

無事買えました~(*´▽`*)

 

お天気が良ければ、もう少し見晴らしがよかったと思います。

山なので、街よりは少し寒かったですね。

 

交通手段は、「登山鉄道」か「ロープウェイ」か、車か。

かな。

 

電車からの景色もきれいそうなので、機会があればいつかまた。