9月に行った滋賀の旅。
1日目のランチです。
石山寺近くの「藤村」という甘味処をみつけました。
和菓子と甘味喫茶なのですが、美味しそうなお食事メニューもありました。
ふじおこわと胡麻豆腐の白味噌のおつゆと鯉みそきゅうり 1000円
の甘味付きセット 本蕨(ほんわらび)プラス650円です。
ふじおこわは、琵琶湖東産もち米「近江羽二重」100%と
特上特大級の丹波産黒豆を使用していて、とてもあっさり。
ごましおをかけていただきましたが、このごましおも
ゴマの色が白っぽく(グレー)変わった感じでした。
胡麻豆腐の白味噌おつゆが、とても不思議な味。
どうやってこんな味だすんだろう?
「お豆腐かな?」って思って食べたら胡麻豆腐でした。
おつゆに胡麻豆腐を入れるなんて、さすが滋賀です。
「信長や秀吉が戦いの前に一気にすすった味がする」
だそうです。
by Tさん
鯉みそきゅうりもさっぱりで、味噌の味がしつこくなく、食べやすかったです。
デザートの本蕨は、見た目はわらびもちですが色は黒く、
練っているときは山菜の香りがするそうです。
プリプリというよりは、ふにゃふにゃ系です。
きな粉と自家製の黒蜜でいただきました。
口の中で全体で楽しめました。
それと「ふじ野」というぼってりした抹茶あんと紫芋あんの2種類のあんで
白玉をいただく、見た目もきれいな甘味です。
一口いただきましたが、一見おしるこ風にみえますが2色のあんはかたく
白玉に乗せて食べました。
そんなに甘くなく、お上品で紫式部を思いおこさせるデザートでした。
「藤村」というお店の名前は、島崎藤村からの由来だったようですね。
滋賀旅行 2日目におうみはちまん 水郷めぐり をしました。
6人乗りの舟に乗り合わせた3組のお客さん。
なんと全員大阪からきたのだそうです。(自分も)
とてもポカポカ陽気ですがすがしかったです
70分間の舟旅です。
1日目に乗ったミシガン船と違うのは、手こぎ舟ということです。
春だと桜が咲いているそうです。
そんな華やかな風景はなかったですが
目の前に広がる景色とゆっくりゆっくり進む舟はなかなか風流でした。
船頭さんは平均70代だそうです。
若手は60代で定年してから修業を始める方が多いそうです。
大変なお仕事ですが、みなさん楽しそうでした
いい旅でした。
滋賀ありがとう