猫、灰だらけ。

猫、灰だらけ。

いつのまにやら、猫4匹。日常は猫に乗っ取られ、乗っ取った猫はうっかりすると
灰だらけにもなる。日々、楽しくも癒されながらも、イラっとする。そんな一コマをちょっとずつ。


とうとう食卓までここに移動。
トイレも真下に移動。
いつまで続く仮住まい。


飼い主は自他ともに認める偏った映画オタクである。
「偏った」と言うところが重要で、全ての映画が好きなわけではない。
全てと言うより、ほんのひと握りの映画しか観ない。

ホラー、スプラッタ、バイオレンス満載の映画は選択肢にない。
恋愛物もかなり内容が限られる。
ドロドロ、艶っぽすぎるものは相当苦手。

その限られた中、選んで、選んで、それでもかなりの本数を観てきたが、選んだつもりでも失望しないわけではないところが面白い。

自分が好きな映画がどんなものなのか、正直まだよくわからない。
コメディは好き。だけど、やり過ぎはウンザリする。さらっとした台詞、何気ない返し、さりげない間。クスリとさせられて、お、面白い。と、なる。やり過ぎは胸焼けがしても、さりげなさ過ぎてはわからない。笑いが一番難しい。と、思う。

わからないから、面白そうだと思ったものは何でも観た。
片っ端からジャンルを問わず手当たり次第に何でも見続けてきた。

その中で、好きな映画はと問われたらすぐに挙げられる数本の中に、「紅の豚」がある。
元々は某航空会社の機内上映用に製作されたものらしいが、製作費がかさんだため公開になった。
と、聞いた。
年がバレそうだが、公開当初劇場で5回は観た。
後でビデオで観ればいいや。
そうは思えなかった映画の一つである。
メッセージが見え隠れするジブリ作品の中でも、はっきりと意図が見て取れる作品だが、押し付けられた感じはない。
鮮やかな空や海の色に映える真っ赤な機体。
機上のパイロットは戦争がイヤになって豚になってしまった元人間。
ユーモラスにも見えるトレンチコートを羽織った豚の声を森山周一郎さんがあてていた。
それで映画のピース、最後の一つがきっちり収まったと思える素晴らしい配役だった。

真っ青な空に吸い込まれて行く数えきれない機体の中に、一機また一機と数が増えていく。
映画中盤のワンシーンである。
風の音しかしない静かな風景。
それが何なのか説明はない。
だから、胸に響く。

森山さんもあの空に登って行かれたのかな。

これからどれだけ映画を観たとしても、あの配役に勝るピースに出会うことはない気がする。

とても寂しいです。

空の色はどこでも美しい…。
…うちのテンさんの名前も空の色から付けたんですけどね…。
…育て方…どこで間違えましたかね…?

乱闘の末、返り討ちに遭って尻にケガしました。
自業自得でカラー付けてます。
コトちゃん、案外出来る子でした。

今日も元気よく連れ合いを足蹴にするコトちゃん


みなさま、昨年中は大変お世話になりました。
peg家は喪中につき、新年のご挨拶は控えますが、みなさまの新しい年が良いことで溢れますよう、心からお祈りしています。

peg家といたしまししては。
子猫の時からコトちゃんを猫可愛がりしていたテンさんが、なぜかここのところひどいイジメを繰り返しているので、それを阻止することに全力を傾けたいと思っております。

理由がわかれば。
と、連れ合いはいうけれど。
わかったところで、言葉が通じたところで、どうなるもんでもない。
ネコ、いや、テンさんとはそう言う生き物だから。わかっちゃいるんだけど…。

大きなケガをする前に何とかしなくては。
ネコ専門の精神科医。
…いたらいいなぁ…いたらいたでこわいなぁ…。


今は日がな一日、高いところに避難中。
こうやってあったかいところでゴロゴロさせてあげたいなぁ。



コトちゃんの今の居場所は主にここ。
テンさんは太り過ぎで登れません。
どうにもこうにも、イタイ話で…(^◇^;)


ウチの可愛い天使たち
…親バカ上等^ ^


眠い眠い眼をこすりこすり、イヤイヤゴミ出しをした今朝。ボサボサの髪。寝不足ですわった目つき。ネコの毛で作った?みたいなフリース。
なのに、うっかりお向かいのご主人に会ってしまった。

他愛のない立ち話をしていると、ふと思い出したかのように

「そう言えば、最近見ないけど、あの子元気?」

ウチにはあの子と呼ばれる人間の子供はいない。
ご近所さんがあの子と呼ぶのは、間違いなくカイさんだけである。

カイさんは玄関脇に置いたキャットタワー からいつもまったり外の通りを眺めていた。
散歩のお好きなお向かいのご主人は、会うたび目の合うカイさんを見るのが好きだったと言う。

「ずっと窓が閉まったままで気になっていたんだよ。あの子元気でいる?」

カイさんが天使になって以降、その窓は開けなくなった。開ける理由がなくなった上に、主のいない窓際を見たくなかったからだと今はそう思う。

カイさんのことを誰かに話すのは本当に久しぶりだった。理由を聞いたご主人はしまった、と、言う顔をされた。
申し訳ないと思う反面、心底嬉しく、ありがたく感じる。

昨日はカイさんの5年目の命日で、いつもよりカイさんのことをたくさん思い出していた。
そして、外に出さなかった彼のことを思い出してくれる人が家族以外にもいた。

こんな嬉しいことがある?
カイさんがいつもの野太い声で、にゃん、と答えてくれたような気がした。

やっぱり彼はここにいる。
嬉しいね。

ステッパーに寄り添うあの子

ベッド脇のキャビネットから飼い主を見下ろすあの子

「ベッドに乗っていい?」お伺いをたてるあの子

大好きなとーちゃんに寄り添うあの子。