ギリシャ神殿と言えば有名なのがギリシャの首都アテネのアクロポリスのパルテノン神殿。
10年以上前にアテネへ行った時のパルテノン神殿の写真🤳
同じく10年以上前にギリシャのデルフィへ行った時の写真🤳
世界の中心と考えられていたギリシャのデルフィ
ドーリア式建造物としては最高峰とみなされているアテネのパルテノン神殿よりも質素ではありますが、自然の中に融合して佇む同じくドーリア式のギリシャ神殿がシチリア島トラーパニのセジェスタにあります。
トロイア戦争から逃れてきたエリミ人により紀元前5世紀頃建設されたと言われるセジェスタの神殿は神室のない謎の遺跡として今尚解明されていないことが多々あります。
シチリアでギリシャ神殿と言えばシチリア島の南部にあるアグリジェントのコンコルディア神殿が有名ですが、
当時の遺跡の残る神殿の谷はユネスコ世界遺産にも登録されており、紀元前6世紀頃建設されたコンコルディア神殿を見学に訪れる観光客は多数いらっしゃいます。
以前の記事、シチリア島の世界遺産の② アグリジェントの遺跡地域もご参照下さい
日本のような島国とはまた違った隣国と密に隣接する国々や島々は、民族、宗教、政治、文化、歴史的背景が重なり複雑に絡みあい、時に対立、時に融合しながら作り上げてきた独特でユニークなモザイク文化と歴史があり、世界史好きな方には特に見所の多い興味深い旅先となるのではないでしょうか。
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