なんとものんびりとした旅行記録になってしまっています。

 

27歳の時からいつか行きたい!という思いを持っていたジラフ・マナー。

念願かなって2泊滞在しました。

始めはもっと滞在したいと思っていましたが、たまたまキャンセルがあって予約できたのが2泊だけ。

そして別の日と希望すると1年半から2年先じゃないと

予約ができなかったためここでは2泊だけ滞在してそのあとはジラフ・マナーの経営者が所有している他の宿泊施設4つを廻ることにしました。

 

旅行代理店を通して手配していなかったので、連絡はすべてジラフ・マナーのセールスサポートの担当者とメールでやり取りしていました。

その担当者がジラフ・マナー滞在後の日程の組み立てから移動の交通手段の手配まで

すべて手伝ってくれました。

さらにケニア入国に必要な予防接種についての情報、ビザや服装に関するアドバイスなど実に親切にアドバイスしてくれて不安なく準備ができました。

 

ただ、どういう旅行になるのかまったく想像できなかったこともあり、驚いたり、困ったこともありました。

 

一つは予防接種。

東京医科大学病院に渡航のための予防接種の専門外来があるのでそこに相談したのですが、一か月間あけて2回接種しないといけないワクチンがあり、出発の二ヶ月半前から準備する必要があったこと。

それと当然保険は効かないので費用が一人およそ8万円!

コロナのワクチンも自腹だと1万円ほどかかるらしいので考えてみたら当たり前なのかもしれませんが、これは全く想定していなかったのでびっくりしました。

 

接種したワクチンは結局以下のものになりました。

・A型肝炎(2回接種が必要)

・破傷風(2回接種が必要)

・狂犬病(2回接種が必要)

・黄熱病

 

もう一つ苦労したのが持っていく荷物の準備。

4か所廻る際は道路も鉄道もない所なので、移動手段は小型飛行機のセスナ機しかありません。荷物の搭載スペースが限られているので普通海外旅行に持っていくようなスーツケースは使えないのです。

 

持っていける荷物は重さ15キロまでのダッフルバッグのみ。つまり大きめのボストンバッグです。その大きさも指定されていました。

さらにビニール袋は一切持ち込み禁止。再利用が可能なジップロックはいいのですが、ビニール袋やスーパーの袋は持ち込みができません。

二週間の旅行の荷物をたった15キロでまとめられるのだろうかとかなり悩みましたが、結果からいうとなんとかなりました。

 

まぁ、おめかしして出かけるところもないし、宿泊先で朝出した洗濯物は夕方にはきれいになって戻ってきたし、基本暑いので出発時に着ていったジャケット以外は夏物でこと足りたし、靴もスニーカーとビーチサンダルがあればOK!

 

こうして準備した旅行でしたが、ジラフ・マナーを出発して次の目的地、ボラナ国立保護区のボラナ・ロッジ(Borana Lodge)に移動することになり、初めてこの「荷物制限」の意味がわかりました。

 

飛行機、ちっちゃ!!

そして約1時間のフライト後、到着したボラナは「ボラナ空港」とは言わず、ボラナ滑走路(Borana Airstrip)と呼称されていたとおり、本当に滑走路しかありません。

それも舗装すらされていない滑走路。^^;

ただの広っぱです。^^;

建物はなにもありません。当然トイレもありません。^^;

 

そこにはすでに予約したロッジからジープが迎えにきてくれていました。そしてまずもらったのが名前が貼ってあるマイ・ボトル!

プラスチックごみを減らす取り組みを真剣にやっている

ケニア政府はすごいです!

ペットボトルは一切使えないので、宿泊客はみんなマイ・ボトルをもらって

これに飲み水を入れて持ち歩きます。

 

そして滑走路のすぐ近くにはすでにシマウマが・・・^^;

 

 

 ジラフ・マナーは首都ナイロビにあったホテルでしたので

まだサファリに来たという感じはありませんでしたが、

この光景を見た瞬間から

サファリだーーー!

サファリに来たーーーー!!

と一挙にテンションがあがりました!

 

そしてこの日からどっぷりと動物ランドに突入していったのです。