これを書いているのは
数日後に大学受験を
控えていて
緊張しながら毎日机に向かう日々の中
高校生の時の自分の言葉を残しておきたいので
書いている。
高校生活も残り数日で終わるというのに
モヤモヤしている。
モヤモヤの正体は「天才」という言葉。
昨年の4月から受験勉強期間が始まってから一番聞いた（効いた）言葉。
「天才」
学校でも、大学のオープンキャンパスでも、
受験の教材でも、模試の問題でも
何度も何度も何度も嫌ってくらい聞いた言葉。
今まで意識したことはあんまりなかったけど
18歳になった今、この言葉と1番戦っている。
「天才になりたい」
誰もが1度は思う言葉ではないかなと思っている。
私もその1人。そして
この受験期に感じたことはたくさんあって
その中でも特に思ったのは
「この世は思ったより多く天才が存在する」
ということ。
受験に1度落ちてから
「天才になりたい」
それが口癖だった。
何故って…………？
単純に周りがすごすぎるから。
私が１つも考えたことがないような
ひらめきをぽんぽんとだす。
もしや「考える」という行動自体間違ってるのか
そう思った時期もあるくらい
凄い人で溢れているのだ。
世は思ったよりも才能がある人で溢れている。
それでも私は1度受験に落ちた時は
気が付かなかった。笑
なんせ自分は
「人よりもきっとすごいんだ」
「才能に満ち溢れていて将来も上手くいく」
そう思っていたくらいだから
しょうがないのかな。笑
今思えば痛いが、
きっと私は自分のことが思ったよりも好きで、
好きで好きで堪らないのだと思う。
側からみたら少し気持ち悪いと思われるけどきっとそうだ。
そして自信に満ち溢れていた私に
「大学受験」という魔物が
現実を教えてくれた。
そして今に至る。
だいぶ心が抉られ
暗い日々を過ごしていた時に
前を向けて
「天才」という言葉に縛られず
生きていこうと思ったのは
今泉力哉監督から頂いた言葉。
「あなたの過去の経験は絶対に強み」
「根拠のない自信は持ち続けていいんだよ」
この言葉にかなり救われた。
私の将来の夢は「叶う」ということが存在するのかと疑問に思ったことがある。
自分の作品を自分のために作れたら良いのか、
それともそれを世に発信して評価を受けてから「叶った」というのか
きっと私が受験に落ちた理由は後者だったから。
今泉さんに相談する前（受験に落ちた時）は、
自分のために＜世に知られたい
ずっとこれだった。
作ったことのない作品を見て
自分ならこう作る
世に知られる作品になるためにはこうしたら良い
とか
ちょっと
え、あなたってこの業界で仕事をしていたの？
でも知識ないね
そう思われてもおかしくない
そういう上から目線な言葉が
きっと面接官の方を不快にさせてしまった。
だって
ほぼ未経験なのに
知った口聞いて
そんな人誰もとりたいとは思わないよなって
気が付いた。
だからこそ
天才とか知識がとか
そういうことを気にするよりも
自分が表現したいこと、
自分が子供の時に言えなかったことを
今表現できるんだから
まずは自分のために自分の作品を
作ろうと思った。
それに誰かが1人でも共感してくれたら
嬉しいな
そのくらいの気持ちで
作っていきたいと思った。
知識＜自分の考え・思い
が大切だなと思った
1年間だった。
勉強はその逆だと思うけど笑
2年間お世話になっている
担任の先生に
「ユマさんがこの２年で１番変わりました」
と言ってもらえた。
「本当の夢を見つけたんだなって」
「夢を見つけると人って変われるんだなって思ったよ」
って
受験落ちちゃったから
言ってくれたのかなとも思ったけど
かなり嬉しい。
自分が作りたい作品を作るために
まずは大学受験。
これはお風呂の中で書いてるので
勉強サボっているわけじゃないですからね！笑
あと少しあと少し
気を引き締めて今やるべきこと
勉強
頑張ります。
いつか天才になれるように
なれなくても想いが届くまで
努力し続ける
早く桜が咲きますように。
やばいぞ！写真がない！！！
いつも写真も一緒に貼ってるので
何かつけたいと思ったけど
今の私のカメラロールの中は
大学の過去問で溢れてて
目を瞑りたくなる。笑
それもそれで思い出ということで。
ノートの裏に書いた果耶ちゃんの言葉。
いつも面接行く前に見てる言葉。
倒れないよ！私は！！
2024.1.31
p.s.
果耶ちゃん22歳のお誕生日おめでとう。