主人がお休みが取れない出勤の日
山形県民の主人のお友達が
私が宿舎で一人じゃつまらなかろうと
山形観光しましょ!とご夫婦で誘ってくれた
山寺 *やまでら
どこにでもありそうな名の「山寺」は
♪やまでらの、和尚さんは…と同じかどうか知らないが
ここ、山形では立派な地名、駅の名前でもある
目的地の五大堂まで 石の階段が746段
標高は大したことなく380mなのだが
ほぼ垂直に近い感じで100m級の杉を見ながら登るキツイ観光地なのだ
夏はセミ時雨の中、だらだらと汗をかきながら
冬は研ぎ澄まされた空気の中、頬を凍らせながら
階段の足元に神経を集中させて登って行く
上から下ってきたひとの 「もうすぐよ」って
言葉にだまされ いや、信じて
ひーはー ひーはー ちょっと休んでっと
10~20段づつ 繰り返す
階段は凍っていて 登りはいいが下りはどうだろう