何から伝えればいいのか、わからないまま時は流れて…
by 小田和正(笑)
前回2020年3月のコリー・ヘンリーを最後に途絶えたライブ遠征。いよいよ海外アーティスト達が戻ってきました!しかも一度に(笑)
グラスパーは諦めましたが、この人だけは諦められなかった!
前回はすでにコロナが広まりつつあり、こんな時に来てくれるのかな?って思いました。今回もどうなんだろう…まさか大本命なアーティストがこんなに早く来日するとは。状況的に行ってもいいものだろうか?そんな不安もありつつ予約。最悪キャンセルも覚悟の上。
本来なら全公演見たいくらいの人。あいにく平日ばかりの日程で、大阪の2ndしか行けそうにない。逆にコロナ禍なので短時間で行って帰るだけの方が好都合か。いろいろ考慮して遠征を決断。
開演が30分早くなっているため間に合わないと予想してましたが、奇跡的に5分前に着席。ステージと客席は1mほど空けてあるので最前列でも見やすい。
開演時間を少し過ぎてスタート。
なんかかわいい楽器を手に入場するコリー。
「新しいおもちゃをゲットした」と木製の鍵盤ハーモニカで軽く1曲。おそらく日本で購入したと思われる。(私もおそろで買うかー、と探したところ15万円以上で断念お値段はかわいくなかった...)
序盤はインスト、あとは歌モノというセットリスト。今回のツアーはベーシストが違うので、ある程度セットリストを固めてきたのかもしれません。
Afro Brooklyn
この疾走感、叫ぶようなハモンド。カッコよすぎてぐうの音も出ません。あいだにクラブっぽい雰囲気のIsn’t She Lovelyを はさみまた戻ってくるという構成もナイス
Back When
打楽器みたいにハモンドを操る。Rhodesの響きも美しい
Miss Purty
TaRonのドラムが炸裂これもライブ映えするなー。ここまで3曲はアルバムFirst Stepsから。
Waterfall
初めてコリーのヴォコーダー聞いた。すごく耳に残る。無重力空間に連れて行かれた
Out Affairs
大好きな曲。コリーの切ないボーカルに泣く
Trade It All
ジャズっぽい軽快なアレンジ。これいい!勝手にハモった(笑)
Don’t Forget
ライブで聞きたいと思っていたので嬉しい!
The Fool
今月リリースしたばかりの新曲。プリンスっぽいファンキーな曲。客席もさらにヒートアップ。
残念ながら、アンコールの拍手が起きかけたところで客電とアナウンスで強制終了
ナナナ歌いたかったな…
すべての音がこの3人の手足から繰り出されてるとは思えないほど厚い。grooveとは?と聞かれても説明はできないが、間違いなくコレだ。
ローズもMOOGもいいけど、なんといってもハモンド!オルガンってこんな音なの?と思わせる。
始まる前は久々すぎて号泣するんじゃないかと思ってたけど、楽しすぎてそれどころじゃなかった。涙より尻汗が
幸福感に満ち溢れた100分はあっという間。
「次はFunk Apostlesを連れて戻ってきたい。テーブルどけて2時間やるから踊って!」
それは発狂しそうだわ
現在のビルボードではスタンディング、歓声などは禁止、拍手のみとなっています。
コリーのライブでこれは本当に生殺し。どんな罰ゲームよ
座ったままとはいえ、体は自然と揺れるし足は常にビートを刻んでしまう。歓声も思わず出ますね。あと小声ですがやっぱり一緒に歌ったりコーラスつけたりしちゃう(笑)
心おきなく一緒に歌ったり踊ったりできる、そんなふうにライブを楽しめる日が1日も早く戻ることを願います
さてさて、コリー様は日本ツアー用のTシャツも用意して連日サイン会を開催。
残念ながら完売しちゃって私は入手できず
Tシャツ持ってなくても何にでもサインして写真に応じてました。
私は持参したアナログ盤に。名前見て「あ!」って思い出してくれてハグハグ~
すっかり舞い上がって、言いたいこといっぱいあったのに伝えられず。
とりあえず用意したプレゼントは直接渡せたので良かった。
後でメッセージくれて感激
BBL大阪は2年半ぶりの訪問となったわけですが、不思議と懐かしさは感じず。(スマート入場に時の流れは感じたが...)この2年半は時が止まってたというか空白だったような気分。同じ場所に会場はあり、同じ雰囲気で迎えてくれる。
コリーを呼んでくれたビルボードに感謝。
そしてそのオファーに応えて来てくれた3人に心から感謝です。(ワクチン証明ないのか3日間滞在先のホテルに缶詰めでたいへんだったみたい)
ブルーノートはやや慎重ですが、ビルボードは海外アーティストの公演を次々と発表しています。これ以上水際対策が厳しくなることはなさそうですしね。
ただ自分的に以前のように気軽に行ける状況ではないので、しっかり吟味しつつ参加を検討しようと思います。